サンデー山口

　県西エリアを統括する重要拠点・山口営業所で、約4カ月後に迫った電力の小売り全面自由化を迎える。「たじろぐことはせず、お客様としっかり向き合いたい。前例にとらわれず、挑戦する気持ちを持てば必ず信頼をいただける」と話す。
　人事畑が約14年と長い。〝頭でっかち〟ではなく、礼節をわきまえた人材育成を願う。「まずは社内コミュニケーションを充実。普通でないことを指摘できる風通しの良い職場作りを目指したい」と意欲を見せる。
　祭りにも積極的に参加していくつもりだ。「地域とのつながりなくして会社は成り立たない。伝統や文化の重みを感じながら、市民との一体感を味わえれば」と笑う。
　息子2人は独立し、広島の自宅では、妻とメスの愛犬（15歳）が待つ。「落ち着いたら、かわいい“娘”に会いに帰ります」

1966（昭和41）年2月、下関市生まれ。下関西高から慶応大商学部を経て1988（昭和63）年、中国電力に入社。広島での勤務が長く、昨年6月に入社後初めて地元・山口県での勤務となった。オートバイが趣味で、愛車はカワサキＷ800。