サンデー山口

　高齢化率31.3％（14年）と、秋田（32.6％）、高知（32.2％）、島根（31.8％）と並ぶ高齢化「先進県」の山口県。安倍首相が「一億総活躍社会」を掲げてもいるが、“元気な高齢者”の“活躍”が、今後の活性化のカギを握るのは間違いない。
　地域のシニアによる子育て支援について考える催しが、30日（土）午後1時から4時まで、山口県婦人教育文化会館（カリエンテ山口、湯田温泉5）である。主催はやまぐちネットワークエコーで、山口きらめき財団の調査研究事業。
　基調講演は、山口大経済学部教授・男女共同参画推進室長の鍋山祥子さんが担当。「アクティブシニアの活躍～未来へつなぐ」の演題で講演する。鍋山さんは、津田塾大卒。一般企業で約10年働いた後に学び直し、2001（平成13）年から同大で教壇に立っている。2011（平成23）年から教授。
　さらに、事前に実施した保育園への聞き取り調査および子育て支援施設に子どもを預けている親へのアンケート結果を踏まえ、シニアによる子育て支援の可能性を探るワークショップを実施する。
　参加希望者は、同事務局（TEL083-923-9833）へ。締め切りは22日（金）で、資料代500円が必要。