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2016年01月20日

No.153「はるにれ」

No.153「はるにれ」

福音館書店
写真:姉崎 一馬 
 これは、北海道の牧草地に立つ「はるにれ」の木の一年を追った、文字のない写真絵本です。
 季節は秋からはじまります。うろこ雲の広がる大空の下、枯野にぽつんと佇む木の姿は、近づく冬の気配を感じてか、どこか心細そうです。
 そして冬の到来。横なぐりに吹きつける雪まじりの風の中、はだかの枝はごうごうと音をたててゆれているように見えます。昼も夜も降り続く雪はページをめくるごとに深さを増し、見渡す限り真白な大地に立つ木は、大海原を航海する船を連想させます。
 やがて、温もりを増す日差しの中で地面は土の色を取り戻し、木には若葉が芽生えはじめます。
 はるにれも大地もひと雨ごとに緑を増し、いよいよ初夏。見開き2ページに大きく広がった枝の向こうに見えるのは、まぶしい太陽。耳をすますと、勢いよく茂った葉がさわさわと生きる喜びを歌っているのが聞こえてくるようです。
 空と大地とはるにれが奏でる一大交響詩。表情豊かな自然に囲まれて暮らす幸せを感じさせてくれる作品です。
(ぶどうの木代表・中村佳恵)


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