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2016年01月22日

稜線

 18日夜に降り出した雪は積もりだし、19日(火)の朝には、一面銀世界となった。この冬は暖かい日が続いていたが、1月も終わりになり、ようやく冬らしい気候に。この週末も、冷え込みそうだ。
 1月5日ごろの「寒の入」から、2月3日ごろの「寒明」までの約30日間を「寒の内」と言う。その前半は「小寒」で、後半は一年中で最も寒い時季「大寒」。今年の大寒は21日から2月3日までで、そのことと照らし合わせると「正常に」寒くなったことに感謝もしたくなるから不思議だ。逆に暖かければ、「異常気象か!?」と勘ぐりたくもなる。
 さて、「『寒の内』にする稽古こそ、心身を鍛える」との考え方が、古来からある。武術などの「寒稽古」、浪曲・長唄などの「寒復習」、三味線の「寒弾」、相撲の「寒取」など。寒さの中で声を出す「寒声」や「寒中水泳」もそう。神道や仏教においても「寒念仏」「寒垢離」など「寒行」と呼ばれる修行がある。
 ストレスの多い現代社会。「弱い心」のままでは、とても乗り切れない。寒い日には、ついつい暖を取りたくなるが、自身を鍛え、「強い心」を得るために、あえて厳しい寒さの中に身を置く選択も「あり」だと思う。(K)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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