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2016年02月06日

札の辻・21

 月刊「文藝春秋」2月号に司馬遼太郎の作品で未発表の原稿「“竜馬がゆく”がうまれるまで」の一節を読む。
 題字も司馬遼太郎氏のものであったが、それよりも、3年は書けといわれて、産経新聞としては破額の原稿料を提示されたことなどが興味を引いた。
 しかし今回の司馬遼太郎自筆よりも面白かったのは、つづいて出稿された司馬遼太郎記念館の館長である上村洋行氏の「秘話『竜馬』を生んだ運命の三人」。「直木賞から国民的作家に変貌した転機も良い」の一節も目を引く。
 上村氏は記念館館長として、マスコミ連中と一緒に山口、萩、下関を視察している。特に山口では瑠璃光寺の司馬文学碑建立以来のつき合いで長い。司馬は昭和35年産経新聞の文化部長在勤中に「梟の城」で直木賞を得たことを当時の産経社長水野さんが知り、作家への道をすすめている。
 作家として司馬遼太郎文学碑は、山口市には瑠璃光寺にある五重の塔脇に建立された。
 碑文は司馬遼太郎の作品“大内義隆”の一節から得たものである。
 遼太郎記念館の一行が滞在した山口市内のホテルで上村氏は熱く山口市と司馬遼太郎について話し、文学碑前では視察団一行をカメラに収めた。
 瑠璃光寺五重の塔脇の大内義隆記念碑から市内鋳銭司の花神記念碑まで、山口と司馬には上村氏をはじめゆかりの連中が菜の花を待つ。(鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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