2016年02月13日
20・21日 第1回大会は山口市で開催 「歴座」と「歴市」、歴食ジャパンサミット
▲上:戦国三好御膳 左下:天平の宴(蘇) 右下:古墳型ケーキ
第1回「歴食ジャパンサミット」が、20日(土)午後1時半から5時までと、21日(日)午前10時半から午後2時半まで、山口県婦人教育文化会館(カリエンテ山口、山口市湯田温泉5)で開かれる。入場無料。
「歴食」とは、歴史的に価値やストーリー性がある食事のことを指す。大内義興が足利義稙をもてなした料理を「再現」する「平成大内御膳」の開発・普及に2010(平成22)年から取り組んできた山口商工会議所が、同様に歴史食を再現・提供している全国の施設・団体を視察し情報交換。共に全国発信しようと、昨年2月にプレ大会を開催した。そして、1年間の準備期間を経て、ここ山口市で第1回大会は開催される。
初日の20日は、「歴座」と題し、全国各地で歴食事業に取り組む団体の開発秘話やPR等「御国自慢」がされる。「和宮御膳、新撰組御膳」(岐阜県大垣市)、「発掘ランチと古墳ケーキ」(奈良市)、「戦国三好御膳」(徳島県藍住町)、「平成大内御膳」(山口市)などの事例が発表。大岡秀哉国土交通省観光庁ニューツーリズム推進官、斉藤理県立大文化創造学部准教授、大原敏之同大会実行委員長(山口マツダ社長)の3人によるパネルディスカッションもある。
2日目は「歴市」。全国各地の歴食が、試食・購入できる。出展されるのは、「新撰組御膳」(大垣市)、「古墳型ケーキ」「天平の宴(蘇)」「木簡グリッシーニ」(奈良市)、「益田氏の饗応料理」(島根県益田市)、「戦国三好御膳」(藍住町)、「縄文どんぐりクッキー」(鹿児島県霧島市)、「中世の香の物」(美祢市)、「幕末パン」「長州鍔チョコレート」「平成大内御膳 雑煮」(山口市)など。この日は「歴食アドバイザー」の俳優・辰巳琢郎さんも、会場に姿を見せる。
2日間を通じて会場には、各地の取り組みのパネルやレプリカ展示もされる。問い合わせは、山口商工会議所内の同実行委員会(TEL083-925-2300)へ。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(1)
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この記事へのコメント
古墳型ケーキと(蘇)のキャプションが逆でないですか?
Posted by 山田 at 2016年02月18日 19:11