サンデー山口

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　「私小説の極北」と称される仁保出身の作家・嘉村礒多（1897～1933）の作品を読む「礒多を読む会」（TEL083-929-0105）が、約7年間で随想を含む約80編を読み通した。新たなスタートに際し、参加者を募集している。
　2008（平成20）年に発足した同会は、毎月第4土曜の午後1時半から3時まで、仁保地域交流センターで開催。作品ごとに輪番制で音読し、読み手が感想を述べる。感想文を書いたりもする。
　次回4月23日は参加者による「感想文集」の感想交換、5月は礒多が哲学者・安倍能成にあてた38通の書簡を読む予定だ。