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2016年04月30日

札の辻・21

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 太く大きな筍を抱え、満面の笑みをうかべた子供たちの新聞記事に目が留まる。
 「たけのこ出迎え式」=記事によると、下関の吉母小学校には毎年、北九州の合馬小学校から合馬特産の筍が贈られる。お返しに夏には海水浴や地引網に招待するなど、海に近い小学校と山に囲まれた小学校の交流は何と五十七年も続けられているという。
 筍の歴史は古く、古事記にも筍にまつわる話が登場しているが、現在一般的に食べられているのは孟宗竹(もうそうちく)という種類で、日本に入ってきたのは江戸時代である。
 「汁、辛子和え、香の物、刺し身、漬物、焼く蒸しても色々、皮ともに焼きてつかい候」
 江戸時代初期に刊行された我が国初の料理専門書“料理物語”「青物之部」に掲載されている筍調理方法だという。
 醤油が一般的に無かった時代のため煮物が含まれていないが、これだけの調理法が並ぶとは、いかに筍が日本人に愛されているかであろう。
 山口県は現在全国4位の竹林面積を持っている。県内には、豊富な資源を全国へとブランド化の動きもあるとか。
 タケノコは成長が早く、約10日間(一旬)で竹に成長することから「筍」の漢字が使用されるようになったという。
 時折、車で通る象頭山の竹林は、椎の花が目立つようになった。(鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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