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2016年06月04日

札の辻・21

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 隅田川の川風に力士幟がはためく五月場所は、白鵬の他を寄せつけぬ圧倒的な強さと、稀勢の里の健闘だけが印象に残る場所に終わった。
 先々場所の琴奨菊に続き、久しぶりの日本人横綱誕生の期待を寄せられた稀勢の里だったが、白鵬、鶴竜とモンゴル勢の壁が大きく立ちはだかった。来場所こそぜひ、相撲ファンの夢実現に向け頑張ってほしいものだ。
 大相撲の古くからの言葉に「江戸の大関より郷土(くに)の三段目」がある。
 五月場所も県出身力士の活躍に目が届いた。
 十両二枚目の豊響は九勝をあげ、ファンの再び幕内への希望をつないでくれた。
 大嶽部屋の電山=幕下、境川部屋の響龍=序二段の今後の健闘も祈りたい。
 また、元豊真将の立田川親方が解説者として顔を見せてくれるのもうれしい。美しい所作や誠実な土俵態度で高い人気を誇った親方らしい、さわやかな解説が観戦に花を添えてくれる。
 そして郷土出身力士の存在で忘れてならないのが、故放駒親方・元大関魁傑である。
 諸問題で揺れ動いた相撲界の立て直しに奔走し、今再びの相撲人気の取り戻しに貢献した尽力は計り知れないものがある。
 五月場所中の急逝から早二年。見事に十五日間続いた今場所の満員御礼の垂れ幕に、黒いダイヤと呼ばれた勇姿が目に浮かぶ。(鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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