サンデー山口

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　6月9日、全国消防職員意見発表会に山口市内で初めて出場。市民自らが救助者として活動できる「セルフレスキュー隊」の育成を提案し、入賞した。「職場の仲間のサポートがあってこそ」と感謝を示す。
　中学校で実施した訓練が発想のきっかけ。生徒の意識の変化に手ごたえを感じたという。「自分に何ができるかよく考え、救助の力を高めるとともに自助・共助の意識を広め、より被災者を減らせるよう努めたい」
　体調管理や体力づくりには余念がない。趣味はランニングで、休日には自宅周辺を走っている。

1986（昭和61）年4月、吉敷生まれ。鴻南中から山口高、山口大を経て2010（平成22）年、山口市消防本部に入隊。中央消防署や徳地消防署で勤務経験を積み、今年4月に南消防署秋穂出張所に配属。3歳と3カ月の男子2児の父。宮野在住。