2016年09月17日
9月20日から26日まで 「動物愛護週間」
実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)
9月20日から26日までは「動物愛護週間」。山口県では9月と10月の2カ月間を「動物の飼い方マナーアップ強化期間」と定め、飼い主にペットを飼う自覚と責任を促し、マナー向上を呼び掛けている。ペットの健康と安全について考える機会にしてみては。
山口市環境衛生課によると、2016(平成28)年度、9月14日時点で山口市内に登録されている飼い犬の総数は1万675匹。一方、山口県山口環境保健所による2015(平成27)年度のまとめでは、山口市内の犬の引き取り数は13匹(前年25匹)、捕獲29匹(同53匹)、譲渡11匹(同11匹)。猫は飼い主からの引き取りが48匹(同76匹)、飼い主以外からの引き取りが364匹(同374匹)、譲渡14匹(同0匹)となっている。
捕獲された中には、飼われていたと思われる犬もいるが、無事に飼い主の元へ帰れたのは12匹のみ(同11匹)。その大きな原因は、「狂犬病予防注射票」と飼い犬登録時にもらえる「鑑札」が首に付けられていないこと。これらは国の法律で着用が決められているが、実際にはほとんど守られていない。猫の場合は迷子札などの登録が義務付けられていないことと、所有者不明の猫が子どもを生み、引き取り手が見つからないことなどが挙げられる。
山口市環境政策課では3月に「猫の適正飼養等ガイドライン」を策定して公開。7月からは野良猫の不妊手術費の助成をして、野良猫や捨て猫の増加防止に努めている。猫の譲渡も昨年から制度が変わり、譲渡数は飛躍的に伸びている。
また、山口県では9月1日から10月31日までを「動物の飼い方マナーアップ強化期間」として、犬のしつけ方教室や動物の健康相談、パネル展示などを動物愛護センター等で実施。山口県環境衛生課では「飼っている犬や猫の鳴き声や糞尿が隣の家に迷惑をかけ、苦情が寄せられる例もある。思いやりの心を持ち、しつけの意識を高めて、人とペットが住みよい社会を目指したい」と話している。
ペットの健康と安全
ペットの健康を維持するには、ワクチン接種や寄生虫の駆除・予防、定期的な検診のほか、ライフステージに合った適切な食生活や習性を考慮した住環境も重要だ。また、人とペットが共生するためには、外出・災害時の安全対策や迷子札・マイクロチップなどによる備え、必要なしつけや訓練の実施といった周囲への配慮、繁殖の制限、病気の予防や治療、高齢になったペットなどの場合は介護や見看りも必要となる。長く幸せに一緒に生活するためにも、ペットの健康状態などについて日ごろから相談できる“かかりつけ医”がいると安心だ。
守れてますか?ペットの健康と安全CHECK
□マイクロチップや名札をつけている
□遊んだりおもちゃを置いている
□必要な社会的接触がある
□快適な寝場所がある
□バランスの取れたエサと新鮮な水を 与えている
□ブラッシングで体をきれいにしている
□かかりつけの獣医師がいる
□ワクチン、定期検診などで病気を予防している
□毎日きれいに掃除をしている
□必要な運動をさせている
□むやみに繁殖させない措置をしている
□外出の時はリードをつけたりケージに入れている
□万一の災害に備えている
□フンと尿は毎日観察して片づけている
□必要なしつけや訓練をしている
(出典:環境省自然環境局総務課動物愛護管理室)
9月20日から26日までは「動物愛護週間」。山口県では9月と10月の2カ月間を「動物の飼い方マナーアップ強化期間」と定め、飼い主にペットを飼う自覚と責任を促し、マナー向上を呼び掛けている。ペットの健康と安全について考える機会にしてみては。
山口市環境衛生課によると、2016(平成28)年度、9月14日時点で山口市内に登録されている飼い犬の総数は1万675匹。一方、山口県山口環境保健所による2015(平成27)年度のまとめでは、山口市内の犬の引き取り数は13匹(前年25匹)、捕獲29匹(同53匹)、譲渡11匹(同11匹)。猫は飼い主からの引き取りが48匹(同76匹)、飼い主以外からの引き取りが364匹(同374匹)、譲渡14匹(同0匹)となっている。
捕獲された中には、飼われていたと思われる犬もいるが、無事に飼い主の元へ帰れたのは12匹のみ(同11匹)。その大きな原因は、「狂犬病予防注射票」と飼い犬登録時にもらえる「鑑札」が首に付けられていないこと。これらは国の法律で着用が決められているが、実際にはほとんど守られていない。猫の場合は迷子札などの登録が義務付けられていないことと、所有者不明の猫が子どもを生み、引き取り手が見つからないことなどが挙げられる。
山口市環境政策課では3月に「猫の適正飼養等ガイドライン」を策定して公開。7月からは野良猫の不妊手術費の助成をして、野良猫や捨て猫の増加防止に努めている。猫の譲渡も昨年から制度が変わり、譲渡数は飛躍的に伸びている。
また、山口県では9月1日から10月31日までを「動物の飼い方マナーアップ強化期間」として、犬のしつけ方教室や動物の健康相談、パネル展示などを動物愛護センター等で実施。山口県環境衛生課では「飼っている犬や猫の鳴き声や糞尿が隣の家に迷惑をかけ、苦情が寄せられる例もある。思いやりの心を持ち、しつけの意識を高めて、人とペットが住みよい社会を目指したい」と話している。
ペットの健康と安全
ペットの健康を維持するには、ワクチン接種や寄生虫の駆除・予防、定期的な検診のほか、ライフステージに合った適切な食生活や習性を考慮した住環境も重要だ。また、人とペットが共生するためには、外出・災害時の安全対策や迷子札・マイクロチップなどによる備え、必要なしつけや訓練の実施といった周囲への配慮、繁殖の制限、病気の予防や治療、高齢になったペットなどの場合は介護や見看りも必要となる。長く幸せに一緒に生活するためにも、ペットの健康状態などについて日ごろから相談できる“かかりつけ医”がいると安心だ。
守れてますか?ペットの健康と安全CHECK
□マイクロチップや名札をつけている
□遊んだりおもちゃを置いている
□必要な社会的接触がある
□快適な寝場所がある
□バランスの取れたエサと新鮮な水を 与えている
□ブラッシングで体をきれいにしている
□かかりつけの獣医師がいる
□ワクチン、定期検診などで病気を予防している
□毎日きれいに掃除をしている
□必要な運動をさせている
□むやみに繁殖させない措置をしている
□外出の時はリードをつけたりケージに入れている
□万一の災害に備えている
□フンと尿は毎日観察して片づけている
□必要なしつけや訓練をしている
(出典:環境省自然環境局総務課動物愛護管理室)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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