サンデー山口

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　プロ野球・横浜ＤｅＮＡベイスターズの三浦大輔投手（42）が、今季限りでの現役引退を発表した。
　1991（平成3）年の大洋ホエールズ入団以降、横浜ベイスターズ、横浜ＤｅＮＡベイスターズと球団名は変わっても、横浜一筋を貫いた。2008（平成20）年にはＦＡ宣言し、阪神への移籍が濃厚だとも伝えられたが「強いチームに勝って、横浜で優勝したい」と最下位チームに残留。同僚が次々と他球団に移籍する中、その後は権利を取得しても行使しなかった。
　広島・黒田博樹投手は、「キャリアの最後は広島」と、メジャーの高額年俸をけって復帰したことが「男気」だと評価された。請われても移籍せずに「横浜愛」を貫いた三浦も、黒田と双璧の「男気」所持者だ。（Ｋ）