サンデー山口

▲演舞の様子

実際の紙面はコチラ（公開期間は発行から1カ月間です）

　江戸初期から伝わる小鯖代神楽舞を受け継ぐために、小鯖文化継承委員会が発足。小鯖の伝統文化の継承に取り組んでいる。

　小鯖八幡宮がある宮河内地区に江戸時代初期から伝わる「小鯖代神楽舞」は、住民の家内安全と繁盛のために、毎年10月最終日曜日、小鯖八幡宮の秋祭りで舞われており、山口県の無形民俗文化財にも指定されている。
　だが、少子高齢化による後継者不足が深刻化。そこで、小鯖代神楽舞保存会と小鯖地域づくり協議会は、今年7月に小鯖文化継承委員会を設立。広報誌で地元住民や小学校に呼びかけるなどし、新たに5人の演舞者が集まった。これからも、代神楽舞をはじめとする伝統文化の継承のため、活動の幅を広げていく予定だ。