2017年01月01日
もっと盛りあがろう! 「レノファがある街・山口」
実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)
もっと盛りあがろう!
「レノファがある街・山口」
明治安田生命J2リーグに初参戦した昨シーズン、レノファ山口FCの超攻撃的なパスサッカーは旋風を巻き起こした。「オリジナル10」などの強豪がひしめく中、残した戦績は14勝17敗11分。来シーズンはさらなる飛躍に期待したい。2月26日(日)のJ2リーグ開幕を控え、もっと盛りあがろう、「レノファがある街・山口」。
インタビュー 上野展裕監督
-J2初舞台の昨シーズンは、22チーム中12位という成績でした。振り返ってみて、いかがですか?
上野 J1へと着実にステップアップしていくためにも、シーズン前から「真ん中より上の順位」で戦い終えるという現実的な目標を立てていました。シーズン当初は、良い緊張感と勢いがチームにもあり、好成績を残しました。しかしながら、42試合と長いシーズン、中盤では相性もあってなかなか勝てなかったり、移動トラブルもありました。そんな中、選手たちはよくやってくれました。当初はセットプレーからの失点が多かったのですが、徐々にしっかりと守りきることもできてきました。
-来シーズンに向けての課題は?
上野 攻撃面では、キックの精度を上げていきたい。昨シーズンも、決定機に確実に決めることができれば、結果は大きく変わっていました。決めきれるように、キッカーの育成と、動きのバリエーションを増やしていくよう、練習を積み重ねていきます。J2でもJ1に通用するサッカーを目指します。
-最後に、サポーターにメッセージを。
上野 ホームゲームだけでなく、練習場や遠方でのアウェーゲームでも、多くのサポーターに来場してもらい、本当にありがたいです。アウェーゲームなのに、レノファサポーターの方が多かった試合もありました。これからも、ともに戦っていき、志を持って、山口に「名城」を築いていきましょう。
【プロフィール】65(昭40)年8月滋賀県生まれ。早大卒業後、全日空(現横浜F・マリノス)、マツダ(現サンフレッチェ広島)などでプレー。引退後は、広島、京都、金沢、新潟などで監督・コーチを歴任。14(平26)年からレノファ山口FC監督。J3、J2へと昇格させた。
インタビュー 鳥養祐矢選手
-初のJ2シーズン、いかがでしたか?
鳥養 最初は気持ちも全面に出て、勢いがありました。でも、シーズンを戦い抜く中で大敗なども喫し、選手同士がギクシャクしたような時期もありました。
-手応えや課題は?
鳥養 われわれがやりたいのはパスサッカー。選手がやっていて、また観客が見ていて楽しいサッカーをしていきたい。試合で通用する部分も多くあり、自信にもつながりました。
-来シーズンに向けての意気込みを。
鳥養 チームとしての目標は、プレーオフ圏内に入ること。個人では、監督、選手、サポーターから「こいつがいなきゃダメだ」と思われるような選手になりたい。2ケタ得点も目指します。
-最後に、サポーターへひと言。
鳥養 スタジアムのオレンジ色が年を追うごとに増えており、市民の皆様の期待を毎試合感じています。来シーズンは、昨年以上の得点と勝利をプレゼントしたいです。
【プロフィール】88(昭63)年5月千葉県生まれ。ジェフユナイテッド市原・千葉クラブ(リザーブズ)、SAGAWA SHIGA FC、FC琉球を経て、14年に上野監督に誘われレノファ山口FCに。ポジションはMF。16(平28)年はJ2リーグ25試合出場4得点、天皇杯3試合出場2得点、背番号11。
「レノファがある街・山口」の“要”は
サポーター
試合の裏方「チームボンズ」、声援を送る「ヤマグチスタ」、レノファ談義に花が咲く飲食店などを紹介
チームボンズ

ホームゲームでのスタジアム運営(会場設営、プログラム配布、場内案内、清掃、各種受け付け、イベント補助、会場撤収など)を、1試合平均約60人で担当するボランティア組織。高校生以上の健康な人なら、誰でも登録可能。[問]レノファ山口FC(TEL083-941-6792、info@renofa.com)
ヤマグチスタ

「NO RENOFA、NO LIFE。All for TEAM」をモットーに活動するサポーターグループ。対戦チームのサポーターとの違いが、「自由な」応援スタイル。女性も大勢参加している。[問]ヤマグチスタ(yamaguchista@yahoo.co.jp)
レノファ談議に花が咲く♪
サポーター御用達の店
居心家鶏まる
「ホームゲームを応援したサポーターに、ゲーム終了後に集ってほしい」との思いで、ホームゲーム開催日には必ず開店。レノファグッズを持参してきた来店客には、何らかのサービスを提供している。 松村昌史店長は「選手の異動は激しいが、どんな選手構成になろうとも、山口にあるプロサッカーチーム・レノファ山口FCであることに変わりはないので、ずっと応援していく」と力強い。
[住]湯田温泉1-9-5アビターレ湯田103 TEL083-976-4764[営]午前11時~午後2時、6時~24時[休]不定
禁煙BAR117
店内には、選手愛用のスパイクやユニホーム、これまでの在籍選手36人のサインなどが飾られている。さらに、テレビ画面から流されるのは、常にレノファのコンテンツというこだわりようだ。 今は新潟に所属する小塚和季選手がよく訪れていた店で、今でも寺内健二オーナーとは交流がある。「県にプロサッカーチームが誕生したのは大きな財産。選手との別れはつらいが、新たな出会いによる新生レノファが楽しみ」と寺内さん。
[住]湯田温泉1-13-10 TEL083-923-8117[営]午後8時~午前3時[休]日曜
Fútbol & Café Corazón
国内、海外を問わず、フィギュア、ポスター、ユニホーム、スパイク等々、サッカーグッズで店内が埋め尽くされたダイニングカフェ。加えてテレビでは、常にサッカーの試合が流されている。 JFL時代からレノファを応援する田邊尚也店長は、アウェーゲーム時にはパブリックビューイングを実施。毎試合、50人から100人ほどのサポーターが来店し、声援を送っている。 イメージカラーから連想した、オレンジ風味の「YAMAGUCHI12ブレンドコーヒー」や、選手たちも好む「チョリパン」が人気。
[住]道場門前1-3-10 TEL083-902-5725[営]午前11時~午後5時[休]水曜・第4火曜
業務の内容や役割は?
チームを支えるクラブスタッフ
「レノファ山口FC」というチームと「株式会社レノファ山口」という会社。前者の構成メンバーは監督、コーチ、選手などで、後者は社長、社員ら15人のクラブスタッフ。一般にはあまり知られていない後者の業務内容について、2人のスタッフに聞いてみた。
運営部長 内山 遼祐さん
主な役割は、試合当日の全体管理です。ホームゲームでは、全体ミーティング実施後から、入場ゲートオープンや選手の会場入り等が予定通りに進んでいるかどうかを常に確認。さらに、試合が予定時刻に始まるよう、控え室やロッカールームで両チームと審判に働きかけをします。試合中は、お客様に問題が起きていないか観客席をチェック。そして試合後には、安全かつ速やかにお客様がスタジアムから退場できるよう、指示を出します。
一方アウェーゲームでは、相手チームの担当者に、宿泊ホテルからスタジアムまでの選手バスの動線を報告します。さらに、スタジアムごとに観戦ルールも違うので、サポーターへの注意事項説明も欠かせません。
昨シーズンは、初めてのJ2の舞台で戸惑うことも多かった。来シーズンはホームゲーム平均観客数6600人を1万人にしたい。そのためにも、みなさまにストレスを感じさせないような運営を志していきます。
広報部 富島 勲さん
記者会見のセッティング、メディアからの取材依頼に対する調整、ウェブサイト管理、オフィシャルブックの作成などが主な業務です。
昨年1月、妻の実家がある山口に越してきて、レノファ山口に入社しました。東京では企業の広報部に勤務していましたが、レノファではPRすべき「商品」が人間(選手)であることが大きな違い。チームの広報は重要ですが、そうかといって選手に過剰な負担を掛けてしまっては本末転倒。そうならないよう心掛けています。
試合に勝ち、メディアを通して市民の皆様に勝利の報告ができた瞬間や、オレンジ色に染まったスタジアムを目の当たりにした時などに、広報担当としてのやりがいを感じます。
これからも、1人でも多くの人にレノファを知ってもらうために、選手の素顔など興味を持っていただけるような情報をお届けしていきます。そのことで、レノファを好きになる人を増やしていけたら幸いです。
レノファに聞いた 人気グッズBEST3

No.1 タオルマフラー(1,500円)

No.2 レプリカユニフォーム(10,000円)

No.3 レノ丸ぬいぐるみ(3,000円)
もっと盛りあがろう!
「レノファがある街・山口」
明治安田生命J2リーグに初参戦した昨シーズン、レノファ山口FCの超攻撃的なパスサッカーは旋風を巻き起こした。「オリジナル10」などの強豪がひしめく中、残した戦績は14勝17敗11分。来シーズンはさらなる飛躍に期待したい。2月26日(日)のJ2リーグ開幕を控え、もっと盛りあがろう、「レノファがある街・山口」。
インタビュー 上野展裕監督

上野 J1へと着実にステップアップしていくためにも、シーズン前から「真ん中より上の順位」で戦い終えるという現実的な目標を立てていました。シーズン当初は、良い緊張感と勢いがチームにもあり、好成績を残しました。しかしながら、42試合と長いシーズン、中盤では相性もあってなかなか勝てなかったり、移動トラブルもありました。そんな中、選手たちはよくやってくれました。当初はセットプレーからの失点が多かったのですが、徐々にしっかりと守りきることもできてきました。
-来シーズンに向けての課題は?
上野 攻撃面では、キックの精度を上げていきたい。昨シーズンも、決定機に確実に決めることができれば、結果は大きく変わっていました。決めきれるように、キッカーの育成と、動きのバリエーションを増やしていくよう、練習を積み重ねていきます。J2でもJ1に通用するサッカーを目指します。
-最後に、サポーターにメッセージを。
上野 ホームゲームだけでなく、練習場や遠方でのアウェーゲームでも、多くのサポーターに来場してもらい、本当にありがたいです。アウェーゲームなのに、レノファサポーターの方が多かった試合もありました。これからも、ともに戦っていき、志を持って、山口に「名城」を築いていきましょう。
【プロフィール】65(昭40)年8月滋賀県生まれ。早大卒業後、全日空(現横浜F・マリノス)、マツダ(現サンフレッチェ広島)などでプレー。引退後は、広島、京都、金沢、新潟などで監督・コーチを歴任。14(平26)年からレノファ山口FC監督。J3、J2へと昇格させた。
インタビュー 鳥養祐矢選手

鳥養 最初は気持ちも全面に出て、勢いがありました。でも、シーズンを戦い抜く中で大敗なども喫し、選手同士がギクシャクしたような時期もありました。
-手応えや課題は?
鳥養 われわれがやりたいのはパスサッカー。選手がやっていて、また観客が見ていて楽しいサッカーをしていきたい。試合で通用する部分も多くあり、自信にもつながりました。
-来シーズンに向けての意気込みを。
鳥養 チームとしての目標は、プレーオフ圏内に入ること。個人では、監督、選手、サポーターから「こいつがいなきゃダメだ」と思われるような選手になりたい。2ケタ得点も目指します。
-最後に、サポーターへひと言。
鳥養 スタジアムのオレンジ色が年を追うごとに増えており、市民の皆様の期待を毎試合感じています。来シーズンは、昨年以上の得点と勝利をプレゼントしたいです。
【プロフィール】88(昭63)年5月千葉県生まれ。ジェフユナイテッド市原・千葉クラブ(リザーブズ)、SAGAWA SHIGA FC、FC琉球を経て、14年に上野監督に誘われレノファ山口FCに。ポジションはMF。16(平28)年はJ2リーグ25試合出場4得点、天皇杯3試合出場2得点、背番号11。
「レノファがある街・山口」の“要”は
サポーター
試合の裏方「チームボンズ」、声援を送る「ヤマグチスタ」、レノファ談義に花が咲く飲食店などを紹介
チームボンズ

ホームゲームでのスタジアム運営(会場設営、プログラム配布、場内案内、清掃、各種受け付け、イベント補助、会場撤収など)を、1試合平均約60人で担当するボランティア組織。高校生以上の健康な人なら、誰でも登録可能。[問]レノファ山口FC(TEL083-941-6792、info@renofa.com)
ヤマグチスタ

「NO RENOFA、NO LIFE。All for TEAM」をモットーに活動するサポーターグループ。対戦チームのサポーターとの違いが、「自由な」応援スタイル。女性も大勢参加している。[問]ヤマグチスタ(yamaguchista@yahoo.co.jp)
レノファ談議に花が咲く♪
サポーター御用達の店
居心家鶏まる

[住]湯田温泉1-9-5アビターレ湯田103 TEL083-976-4764[営]午前11時~午後2時、6時~24時[休]不定
禁煙BAR117

[住]湯田温泉1-13-10 TEL083-923-8117[営]午後8時~午前3時[休]日曜
Fútbol & Café Corazón

[住]道場門前1-3-10 TEL083-902-5725[営]午前11時~午後5時[休]水曜・第4火曜
業務の内容や役割は?
チームを支えるクラブスタッフ
「レノファ山口FC」というチームと「株式会社レノファ山口」という会社。前者の構成メンバーは監督、コーチ、選手などで、後者は社長、社員ら15人のクラブスタッフ。一般にはあまり知られていない後者の業務内容について、2人のスタッフに聞いてみた。

主な役割は、試合当日の全体管理です。ホームゲームでは、全体ミーティング実施後から、入場ゲートオープンや選手の会場入り等が予定通りに進んでいるかどうかを常に確認。さらに、試合が予定時刻に始まるよう、控え室やロッカールームで両チームと審判に働きかけをします。試合中は、お客様に問題が起きていないか観客席をチェック。そして試合後には、安全かつ速やかにお客様がスタジアムから退場できるよう、指示を出します。
一方アウェーゲームでは、相手チームの担当者に、宿泊ホテルからスタジアムまでの選手バスの動線を報告します。さらに、スタジアムごとに観戦ルールも違うので、サポーターへの注意事項説明も欠かせません。
昨シーズンは、初めてのJ2の舞台で戸惑うことも多かった。来シーズンはホームゲーム平均観客数6600人を1万人にしたい。そのためにも、みなさまにストレスを感じさせないような運営を志していきます。

記者会見のセッティング、メディアからの取材依頼に対する調整、ウェブサイト管理、オフィシャルブックの作成などが主な業務です。
昨年1月、妻の実家がある山口に越してきて、レノファ山口に入社しました。東京では企業の広報部に勤務していましたが、レノファではPRすべき「商品」が人間(選手)であることが大きな違い。チームの広報は重要ですが、そうかといって選手に過剰な負担を掛けてしまっては本末転倒。そうならないよう心掛けています。
試合に勝ち、メディアを通して市民の皆様に勝利の報告ができた瞬間や、オレンジ色に染まったスタジアムを目の当たりにした時などに、広報担当としてのやりがいを感じます。
これからも、1人でも多くの人にレノファを知ってもらうために、選手の素顔など興味を持っていただけるような情報をお届けしていきます。そのことで、レノファを好きになる人を増やしていけたら幸いです。
レノファに聞いた 人気グッズBEST3

No.1 タオルマフラー(1,500円)

No.2 レプリカユニフォーム(10,000円)

No.3 レノ丸ぬいぐるみ(3,000円)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│ニュース