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2017年04月26日

明治維新鴻業の発祥地、山口 「四境戦争」から150年(69) 大村益次郎

明治維新鴻業の発祥地、山口 「四境戦争」から150年(69) 大村益次郎
▲出石城跡より夕陽を望む(兵庫県豊岡市)

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

(19日付・松前了嗣さん寄稿の続き)

鬱々たる日々

 「おもふほどおもひかひなきうきよかな」
 これは、出石潜伏中に孝允が詠んだ歌である。その頃彼は、直蔵に次の手紙を送っている。
 「昨日は御妨申候。とかく浮世のあじきなき事を思いやり、転寝の夢も結ぼられかね、夜な夜な明かしかね、ひたつ(す)ら行末来し方の事のみおこし、さむよの袖を絞り申候。さりながら今更、くどふ申上候ことも無之、何卒昨日甚助さんの手紙は、必ず必ず御返し被下候而、御破り被下候。偏に頼み上申候。あの手紙は一昨日の晩、畳屋にて御別れ申候て帰り、眠られ申さず故、認め申候得共、今更別に申事も無く、野に倒れ、山に倒れても、更々残念はこれ無く、只々、雪の消ゆるを見ても、うらやましく、ともに消えたき心地致し申候。先ずは、右の手紙之こと御頼仕度申上候間、甚助さんにも御見せ被下候にも及び不申候まま、御返し被下候而、御引裂き被下候」「尚々おとと様、おかか様にも、いまだ御目にかかり申さずに、色々の事にも、因縁とは申しながら、御心を悩まし御気の毒に存上申候。かりそめの夢と消えたき心地かな」
 鬱々とした思いを抱きながら、孝允は時が来るのを待った。
(続く。次回は5月3日付に掲載します)


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