サンデー山口

▲ジョイ・ミチコ・サクライ氏

実際の紙面はコチラ（公開期間は発行から1カ月間です）

　在福岡米国領事館のジョイ・ミチコ・サクライ首席領事による講演が、5月14日（日）午前11時からホテルニュータナカ（山口市湯田温泉2）で開かれる。山口日米協会（林芳正会長）の主催で、聴講は無料。
　米国では、今年1月にトランプ政権が誕生。北朝鮮情勢は緊迫化し、10日には文在寅氏が韓国大統領に就任した。わが国を取り巻く国際情勢が目まぐるしく変化する中での演題は「日本と米国はそれぞれどのように日米関係を前進できるか」だ。
　サクライ氏は、ハワイ州ワヒアワ出身の日系アメリカ人。父が東京生まれで、母方の祖父母が山口県都濃郡にルーツを持つ。レイクフォレスト大で国際関係学の学士号を取得後、フランスと日本に留学。国務省入省前には、沖縄県の国際交流員として那覇市に2年間在住した。入省後は、インドネシアのジャカルタに2度に渡り赴任。2010（平成22）年から2013（平成25）年には、米国大使館文化交流担当官補として東京で生活した。さらに、イスラマバードやワシントンＤＣでの勤務経験もある。福岡には、オバマ政権下の昨年8月に着任。福岡では初の日系人女性の首席領事。夫も外交官で、子どもは2人。英語に加え、日本語、インドネシア語、フランス語を操り、今回の講演は日本語で行われる。
　問い合わせは、同会の入江正敏事務局長（TEL090-4659-4112）へ。