サンデー山口

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　5月は年に一度の新茶の季節。その楽しみ方について、清香園茶店に聞きました。

　5月は茶摘みの季節で、新茶の出回る季節でもあります。
　立春から数えて八十八日目を八十八夜といい、この頃に摘んだ新茶を飲むと、無病で長寿に至ると言い伝えられ、縁起茶として喜ばれています。
　渋味や苦味が少なく、うま味が多い新茶には、若葉のようなさわやかで清々しい香りがあります。さわやかな香りとほどよい渋味を楽しみたい場合には、やや熱めの湯でさっと抽出するとよいでしょう。逆に、湯を70度くらいまで冷ましてからじっくりと抽出すると、うま味の多い味わいになります。
　ぜひこの時期の新茶をご賞味ください。