サンデー山口

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　6月1日、旭建設工業代表取締役社長に就任。「これまで続けてきたことを粛々と進めていくが、業務の幅が広がった分、歴史ある会社を守っていくという責任が一層強くなった。世間に対して恥じない働きをしていきたい」と意気込む。
　1921（大正10）年設立で今年96周年を迎える同社。近年では、脱公共工事化を進め、住宅建築業を強化してきた。昨年12月には、高い耐震性を持つカナダ輸入住宅のセルコホーム山口をオープン。「待てば良い時代ではない。新しいものをどんどん取り入れて生き残っていく。一方でこれまで会社が続けて来られたのは、真面目で正直に仕事を進めてきた社員のおかげ。100周年に向けて、仕事はもちろん地域や社員のために、何か取り組んで貢献していく」
　最近は忙しいため時間が取れないが、休日のドライブが楽しみ。

1974（昭和49）年10月、富田原町生まれ。山大附属中、西京高から久留米大に入学。卒業後、米国・ニューヨーク州のポールスミス大でマネジメントを学び、アリゾナ州のマリオットホテルのレストランに勤める。その後、帰山し旭建設工業に入社。