サンデー山口

▲小郡支所に約40年間展示

実際の紙面はコチラ（公開期間は発行から1カ月間です）

　山口市役所小郡総合支所敷地内に展示されている「デゴイチ」は、鉄道結節点として発展してきた小郡の象徴の意味を持つ。

　今年11月から「Ｄ51形蒸気機関車（デゴイチ）」200号機がＳＬやまぐち号として復活運転するが、山口市小郡総合支所（旧小郡町役場）の敷地内には、42年前から同形の813号機が静態保存されている。
　同蒸気機関車は1943（昭和18）年9月に誕生し、西日本各線で活躍。約145万キロを走り、動力近代化に伴い1975（昭和50）年3月に廃車となった。
　同年11月、「鉄道のまち小郡」の象徴として同所が当時の国鉄から借り受けて展示したもので、以来5年に一度程度のペースで塗装や修繕などの整備が続けられている。