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2017年09月13日

No.173「とべバッタ」

No.173「とべバッタ」

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

偕成社
作:田島征三 

 主人公は、小さなしげみに住む一匹のバッタ。まわりにはバッタをねらう敵がいっぱい。だからバッタは葉かげに隠れ、びくびくしながらくらしていました。
 そんなある日。「バッタは こんなところで おびえながら いきていくのが、つくづく いやになった。」そして大胆にも、大きな石のてっぺんでひなたぼっこをはじめます。
 敵はすぐに襲いかかってきましたが、バッタはあらん限りの力で跳び、ヘビをへこましカマキリをばらばらにし、雲をひき破って空の上へ。
 ところがそこから急降下。大口あけて待ちかまえるカエルにあわや飲みこまれるか、と思ったときに思い出したのが四枚の自分の羽。夢中でばたつかせて浮き上がり、風に乗って高く、遠くへ飛んでいきました。その先で出会ったのは―。
 力強い筆づかいの絵が伝えるのは、食う食われるの自然界とそこで生きぬくものたちの気迫にみちた姿。なかでも、持ちうる能力とエネルギー全開で荒地を飛んでいくバッタの姿には、生きる迫力がみなぎっています。
(ぶどうの木代表・中村佳恵)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)えほんのとびら
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