サンデー山口

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　葉の形が似ているモミジ（紅葉）とカエデ（楓）は、どちらも秋を代表する植物ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

　秋の紅葉を代表する植物のモミジとカエデ。実は、植物の分類上は、どちらもカエデ科カエデ属になります。
　モミジは、ベニバナなどから染料を揉み出す、という動詞の「もみづ」に由来しており、色が変化する、ということから、カエデの中でも葉の色が変わるものを「紅葉（もみじ）」と呼ぶようになったと言われています。一方、カエデは、葉の形がカエルの手に似ていることから「かえるで」が転じて「カエデ」となったと言われています。
　なお園芸や盆栽では、葉の形が小さく、切れ込みが深いものをモミジ、葉の切れ込みが浅くて大きなものをカエデと呼び、区別しています。