サンデー山口

▲レトルトパウチ入り

実際の紙面はコチラ（公開期間は発行から1カ月間です）

　秋穂八十八カ所お遍路さんへの「おせったい」からヒントを得て、地元の縁起食材「ささげ豆」を使用したお粥が、昨年開発された。

　山口県央商工会秋穂・阿知須支所と地域の生産・加工・販売業者、地域おこし協力隊が連携して発足した「南部地域特産品開発会議」が昨年、新特産品「ささげ粥」を開発した。「ささげ豆」を含む五穀と五つの食材をダシで炊きあげたこのお粥は、豊かな風味と食べごたえがある。
　ささげ豆は、炊飯時に豆の腹が割れないことから縁起食材とされ、昔から秋穂地域で栽培。秋穂八十八カ所お遍路さんのおせったい料理にも使われ、秋穂の伝統や文化を伝える食材でもある。
　道の駅「あいお」・「きららあじす」、あいお荘（7月から）で購入できる。一人前230㌘で270円。