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2018年06月20日

こんにちは! 椎葉村 2

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 新山口駅から新幹線で熊本へ。熊本駅からバスで馬見原中鶴へ、約二時間。馬見原中鶴から椎葉へ、バスがないので椎葉村中心地までタクシーで約四十分。バスが通ってないのは県境によるバス会社間の乗り入れの問題らしい。椎葉村の属する宮崎県側の日向からはバスが通っている。道路はすこぶる立派。椎葉中心地は秘境ではない。
 椎葉村中心地には「鶴富屋敷」がある。平家の落人鶴富姫と追討の源氏の将、那須大八郎が恋に落ち住んでいたという屋敷。「椎葉型」という建築様式で柱や梁は艶やかな飴色。
 民宿「焼き畑」には、中心街から二十人乗りの村営バスで約四十分。私達三人を含めて七人の乗客。私達にすぐに「どこから来なさった」と話しかけてくれて、それからは丁々発止、笑ってばかり。びっくりしたのは、高齢者であるのに全員耳が良い。一番後ろの席から普通の声で話しても一番前の席のお爺さんから返答がある。村営バスは一日三往復、朝の便で中心街の病院に行き、買い物をして帰る。村の人達は山間のどこにも家の見えない所で下車していく。「どこに家があるの?」「坂の上に二十五所帯ある」。木々だけが生い繁りなにも見えない。なんたって椎葉村の面積はグアム島と近い。
 終点で下車。六十歳代の二代目おかみが軽トラで待っていた。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)おんなの目
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