2018年07月11日
アジサイ
実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)
アジサイは何種あるのでしょうか? 珍しい形の花を見かけることが多くなりましたね。世界では三千種もあるそうです。花屋さんで“城ケ崎”というガクアジサイのガクが八重になっている花火のような花を見ました。パンパンという花火の音が聞こえて来そうな花でした。
響き 林 嗣夫
アジサイの季節になった、と/ちゅうちょなく/書きとめたい//そんなことを書いてどうするんだ、/というような声に/なにひとつ臆することはない//ただ/新しいアジサイの前に/自分のいのちが晒されていることだけ/感じていればいい//世界の一角が いま/アジサイの姿で崩れ落ちているのだ/アジサイ色の傷口で/意味という意味をのみ込んでいるのだ//それはいつでも/そばに立っているわたしの中の なだれを/引き起こしかねない/わたしがうっかり目を見開いていようものなら//アジサイの季節になった/生ぐさい響き、として
林氏は高知県在住の詩人。高知県には素敵な詩人が多いのです。
アジサイを見ていると、娘さん達が頬を寄せ合って楽し気におしゃべりしているように見えますね。
アジサイは私の好きな花の一つですが、もう今年は終わってしまいました。来年の再会を楽しみに。
アジサイは何種あるのでしょうか? 珍しい形の花を見かけることが多くなりましたね。世界では三千種もあるそうです。花屋さんで“城ケ崎”というガクアジサイのガクが八重になっている花火のような花を見ました。パンパンという花火の音が聞こえて来そうな花でした。
響き 林 嗣夫
アジサイの季節になった、と/ちゅうちょなく/書きとめたい//そんなことを書いてどうするんだ、/というような声に/なにひとつ臆することはない//ただ/新しいアジサイの前に/自分のいのちが晒されていることだけ/感じていればいい//世界の一角が いま/アジサイの姿で崩れ落ちているのだ/アジサイ色の傷口で/意味という意味をのみ込んでいるのだ//それはいつでも/そばに立っているわたしの中の なだれを/引き起こしかねない/わたしがうっかり目を見開いていようものなら//アジサイの季節になった/生ぐさい響き、として
林氏は高知県在住の詩人。高知県には素敵な詩人が多いのです。
アジサイを見ていると、娘さん達が頬を寄せ合って楽し気におしゃべりしているように見えますね。
アジサイは私の好きな花の一つですが、もう今年は終わってしまいました。来年の再会を楽しみに。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│おんなの目