アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 54人

店長情報 トップページ
店長情報

2018年10月26日

刑死から300年の仁保「七義民」 「下田のしぐれ」復刻など顕彰の動き

刑死から300年の仁保「七義民」 「下田のしぐれ」復刻など顕彰の動き
▲冊子を手にする末永汎本さん 

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 仁保の「七義民」をご存じだろうか。
 1717(享保2)年、他地区の人たちが権利(入会権)がないにもかかわらず、仁保の山から肥料となる芝草を刈り取ってしまった。注意後にも侵入は繰り返され、仁保の7人の庄屋は勘場(役所)に申し出たが、役人は耳を貸さなかった。そのため仁保の農民たちは怒り、約800人が暴徒化し、一揆を起こした。その後、萩藩の代官との話し合いにより、最終的に仁保側の言い分は認められたが、7人は騒動の責任を問われ、翌18年12月6日に「下田河原」で処刑された。彼らは「七義民」として地元であがめられ、一連の事件は「下田しぐれ」と呼ばれている。同地域には、七義民の墓碑・地蔵も建立され、今も供養が続けられている。
 刑死から300年という節目を迎え、義民の一人、末永彌右衛門の子孫に当たる弁護士の末永汎本さんを中心に、あらためて彼らを顕彰しようという動きがある。
 末永さんは、2003(平成15)に自身と彌右衛門との関係を知り、山口県文書館などで調査を続けてきた。そして今年7月、1917(大正6)年に発行された書物「下田のしぐれ」を復刻し、自身の研究も加えた冊子(A5版25ページ)を発刊した。送料180円を負担すればもらうことができる。申し込み・問い合わせは法曹ビル(TEL083-922-0415)へ。
 10月25日には、同じく彌右衛門の子孫に当たる医師の末永和之さんと汎本さんが、7義民への供養を続けてきた同地域への感謝の印として、山口市に300万円を寄付した。
 12月5日(水)には、「仁保七義民三百年祭」も、実行委員会によって開催される予定。さらに、慰霊碑の移設や下田しぐれの映像化なども計画されている。


同じカテゴリー(ニュース)の記事画像
7月28日・8月 懐かしい顔ぶれとの再会を 市内各高校 同窓会案内
7月27日 山口祇園祭「御還幸」 女神輿も登場
7月27日、28日 子ども向け科学教室も 太陽光発電と蓄電池のイベント開催
明治維新鴻業の発祥地、山口 今年は大村益次郎遭難から150年(185)大村益次郎
山口メセナ倶楽部 メセナ大賞は山口萩焼作家協会に
7月13日 「山頭火」を堪能しながら夕涼み 金光酒造で「ヒヤガーデン」
同じカテゴリー(ニュース)の記事
 7月28日・8月 懐かしい顔ぶれとの再会を 市内各高校 同窓会案内 (2019-07-27 00:00)
 7月27日 山口祇園祭「御還幸」 女神輿も登場 (2019-07-27 00:00)
 8月18日まで 「香月泰男のシベリア・シリーズ」展 山口県立美術館で (2019-07-27 00:00)
 7月27日、28日 子ども向け科学教室も 太陽光発電と蓄電池のイベント開催 (2019-07-27 00:00)
 8月31日まで あなたもオリンピックに参加できる! 山口県聖火ランナー募集中 (2019-07-27 00:00)
 【1行記事】 (2019-07-27 00:00)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。