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2004年02月02日

馬と牛が仲良く同居

馬と牛が仲良く同居

 仁保下郷の山あいにある乳牛牧場で、乗馬用馬(7歳)と2頭の子牛が、同じ柵の中で仲良く暮らしている。場内を駆け回ったり、牧草を食べたり、寝そべったりと、3頭はいつも一緒。まるで兄弟のようなほほ笑ましい姿に、通りすがりの人もつい足を止め、その光景をカメラに収めたりしている。

 初めてこの馬が、牧場主(64)のところにやってきたのは4年前のこと。市内の住宅街に住む友人(所有者)が、北海道で半年間乗馬の修業を積み、一緒に連れ帰った。犬やウサギも飼うなど大の動物好きで、牧場にゆとりもあったため、依頼を受けたご主人は馬を快く引き受け。4千平方メートルの牧場を柵で仕切り、馬と牛とは「お隣さん」生活をスタートさせた。
 それから3年、馬は足にケガを負い、治療のため宇部市内の乗馬クラブへ半年間静養に。回復後約1カ月は所有者の自宅庭の一角で飼われ、近所ではちょっとした人気者だった。しかし、体長約2メートルもある馬が暮らすには狭すぎる。ご主人は、窮屈な思いをさせている様子を見てかわいそうだと、再び預かりを申し出た。昨年11月、所有者に連れられ牧場に帰ってきた馬は、今度は仕切りのない広々とした柵の中で、牛との新生活を始めることになった。
 「昨秋、牧場の側を流れる小川にいた烏骨鶏を偶然保護し、飼っていたイノシシの柵の中に一緒に入れてみた。すると、けんかをするどころか、何と烏骨鶏がイノシシの毛をついばんで毛づくろいをするなどして仲良く暮らし始めた。それがあったから、牛と馬を一緒にしても大丈夫だろうと思った」とご主人。”お隣さん”時代も、馬はしきりに牛の柵に近づき、とても興味を示していたという。
 屈託なく遊びを仕掛けてくる馬に、初めは距離を置いていた子牛たちも、1日もすればすっかり慣れっこに。牛が座って休むのをまねするのか、めったに横にならない馬が、最近では牛と仲良く寝そべったりもする。ご主人は「動物によっては相性の悪い場合もあるが、意外と仲良くやってくれるもの」とにこやかに話していた。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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