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2004年02月07日

小郡幼稚園で夢ふくらむ城づくり

小郡幼稚園で夢ふくらむ城づくり

 「見て! 化石見つけたー」「僕が丸太持っていくよ」——小郡幼稚園(180人、 山耕修園長)の園庭に、子どもたちの元気な声が響きわたる。創立50周年を記念し、同幼稚園は園庭に手作りの大きな山城「こびとの国」を作ることを計画。先月半ばから園児と教員が協力して作り始め、徐々に形になってきた。
 当初、土の山にするだけの計画だったが、構想を練るうちに「どうせならもっと思い出に残るものにしよう」と、展望台付きの山城「こびとの国」を作ることにした。
 材料には、陶地区の山から持ってきた土と、県森林組合から無償で提供された丸太を使用。「業者から買う立派なジャングルジムもいいけれど、自分たちの手で作る遊具はそれに勝る」と 山園長は説明する。
 城の土台部分もほぼ出来上がり、いよいよ大詰めを迎えた先月末、子どもたちは「もう一息」と力を入れて、続きの作業にとりかかった。女の子は土のう袋に土を入れ、男の子はそれを手押し車に乗せて城まで運ぶ。重い袋も「来たよ! 持って〜、せいのっ」と、協力しながら積み重ねていった。袋の間にも土を入れて固めていき、次に展望台を作るための丸太を立てて、この日の作業を終了した。
 園児たちは、途中で木に登ったり、土遊びをしながら「恐竜の化石みたいなの見つけたよー」「この丸太がどんどん空まで伸びていけばいいな」と、夢を膨らませていた。
 園内にいた保護者は「城を作る過程が楽しそうですね。遊具を作ったことのある子なんていないだろうし、この体験は大きくなってからも心に残ると思います」と、子どもたちの作業をうれしそうに見入っていた。
 今週半ばに「こびとの国」の形はほぼ出来上がったが、今後も城の上から水を流して川や泉を作ったり、周りに竹を立てていったりと、まだまだ立派なものになりそうだ。
 当分の間、園庭の城はみんなの人気を独占しそうだが、木の腐敗もあり5月頃には撤去しなければならない。しかし、同幼稚園では、子どもたちが楽しそうに遊ぶ様子を見て、毎年冬の行事で、城づくりをしてはどうかと検討している。
  山園長は「小さい頃に、自然とたわむれることは大切。木や土に直接触れ、地球のことを思いやれる人になってほしい」と願いを込めていた。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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