2004年04月02日
中市第2駐車場、9日オープン

中市第2駐車場が9日(金)に、川端市場向かいの山口銀行山口支店跡にオープンする。市が、駅通りの現山口支店と等価交換した市土地開発公社の土地を、しばらくの間駐車場として地元に供用することにしたもので、管理は中市商店街振興組合(山田太郎理事長)が担当する。24時間営業で、県道からのアクセスも容易。共通駐車券が使え、商店街で買い物をする人などの利便性が高まると期待される。
山口銀行山口支店跡は、市が将来の都市核整備のための土地として、現在の同支店がある駅通りの土地との等価交換によって取得。川端市場の移転建て替えを含め、様々な案を検討しているが、具体的な利用法を決めるのは数年先になりそう。そこで市は、当面の間、地元の要望が強かった駐車場としての利用を決め、舗装やフェンスの整備などを行う。
実際の管理・運営は、中市商店街振興組合が担当。無人管理用のゲートを設置し、24時間営業の「中市第2駐車場」として、9日に供用を開始する。
同駐車場の収容台数は 55台。現在、中心商店街周辺には、共通駐車券の使える駐車場が九つあり、その合計収容台数は1678台。55台は、わずかな上乗せにしかならない。しかし、既存の駐車場は商店街の南側に集中しており、北側を走る県道・宮野大歳線からすぐに入場できる駐車場を求める市民の声も多かった。県道に面している同駐車場はまさに、この条件を満たす好立地にある。同組合では、宮野方面からの車をスムーズに誘導するための看板も設置する予定で、商店街や一の坂川周辺を訪れる人の利便性が大きく向上する。
管理は、基本的に無人で行えるが、同駐車場のシステムは監視カメラを使った遠隔操作が可能。「入場券を紛失した」「無人機で利用可能なお金を持っていなかった」などのアクシデント時には、係員が遠隔操作または直接かけつけることで対応する。同組合はこれまで、ちまきや裏の中市駐車場(345台収容)の管理担当者として3人を配置してきた。これを、第2駐車場のオープンに合わせて1人増員。4人が二つの駐車場を合わせて受け持つ態勢をとる。
同組合では、恒例の月恵比須を行う10日(土)、Nac前庭で、第2駐車場のオープンを記念して紅白まんじゅうと、駐車1時間無料券を配布することにしている。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│ニュース