サンデー山口

　今月上旬、道の駅仁保の郷（古甲征輝駅長）に新しくやってきた２羽のクジャクが、子どもたちや施設利用者の人気を集めている。
　この２羽は、古甲駅長が約10年前から自宅で飼っていたクジャクの子で、５年前に誕生。親鳥は死んでしまったが、子どもたちは元気に育ち、地元ではちょっとした有名兄妹として知られていた。古甲駅長の家にわざわざ見に来る人もいたので、「せっかくなら多くの人に喜んでもらおう」と仁保の郷に連れて来たのだ。
　施設裏の臨時駐車場の小屋の中で、２羽は仲良く暮らしている。クジャクのオスは、目玉模様の美しい羽を広げてメスに求愛することで有名だが、ここに来てからは、まだ一度も広げていない。しかし、古甲駅長は「後１カ月もすれば、新しい環境にも慣れて、毎日羽を広げるようになるはず。地元の子どもたち
だけでなく、利用者にも喜ばれているので、一緒に飼っているヤギと合わせて、これから新しい目玉になれば」と期待している。
　なお、オスが羽を広げるのは、午前中が多い。