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2004年05月19日

夢を追う小さなドラマー

夢を追う小さなドラマー

 附属山口中学校2年生の横道健くん(13)は、プロのドラマーも舌を巻くほどのスティックさばきを見せる。小学6年生の時に、1人で出場した19歳以下のバンドコンテストでは、ドラムのみの演奏で特別賞を受賞した。夢は「日本一のドラマーになること」。大好きなドラムに向かう健くんの目は、キラキラと輝いている。

 物心ついた頃から家にあったドラムをたたいていた健くんは、自然に音を聞き分ける力とリズム感を身につけた。4歳で教室に通い始めてから、ドラムをたたかない日はない。普段はおとなしい性格だが、ドラムをたたき始めると一変。13歳とは思えないテクニックを持ち、その姿は大人顔負けの迫力だ。
 ドラムを習い始めた頃、聴いた曲をすぐに覚えてしまうので、健くんには楽譜など必要なかった。耳が人一倍良く、小さな音でも聞き分けて演奏することも出来る。日々の練習を通して、苦手だった楽譜読みも好きになっていった。
 小学6年生の時、健くんのドラムへの情熱をさらに燃え上がらせる出来事があった。それは、ジャズトランペット奏者・日野輝正のバンドのドラマーとの出会い。健くんはこの時、一つ一つの音に気持ちを込めてたたくことの大切さを教わった。それから数カ月後、19歳以下のバンドコンクール県大会「フレンドシップ21」に、ドラムのみで初めて出演。参加バンド約100組の中から、特別賞に選ばれた。
 健くんが通うドラム教室の指導者は「持って生まれた才能だけでなく、この歳でこれだけの技術を持っていることには驚かされる」と、その実力を高く評価し、母・りかさんは「練習を続けることは大変だと思うけれど、夢を追い求めて頑張ってほしい」と応援している。
 「いつか、もっと大勢の人を魅了させられる、日本一のドラマーになるために、これからも努力していきたい」と健くん。現在、音楽の専門学校への進学を目指して、毎日の練習に力を入れている。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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