サンデー山口

　大内御堀の綜合自動車学校で23日、交通安全教室が開かれ、大内光輪保育園の４、５歳児約70人が参加した。
　この教室は、幼い頃からレベルに応じた交通安全の意識を身につけてもらうために、同校や山口警察署、市交通安全協会が開いたもの。
　園児らは、４組に分かれて様々なプログラムを体験。急制動の実験では、
飛び出したボールを避けるために踏んだブレーキの音に驚き、教官の「今のが人間だったら？」の問いに「ぺっしゃんこ！」と大きな声で答えた。また、横断歩道では、青信号でも左右の車をしっかり見て渡り、指導員の「今日の運転手さんはみんな止まってくれたけど、親切な人ばかりじゃないから気をつけてね」という言葉を、真剣な表情で聞いていた。
　同校では、今後も幼児のほか、高齢者など各世代向けの安全教室を行う意向で、「特に高校生の自転車マナーを良くしたい」と話している。