2004年07月18日
20日から山口祇園祭

山口の夏祭りのトップを切る「山口祇園祭」が、20日(火)に始まる。期間中は初日の例祭・御神幸、鷺(さぎ)の舞から27日(火)の御還幸まで、8日間にわたって神事が繰り広げられる。中日にあたる24日(土)には総踊り「やまぐちMINAKOIのんた」を開催。「大内のお殿様」の正調曲に合わせ、1100人が自由な踊りを披露する。また、中心商店街では20日と24日、27日に夜市が開かれる。
初日の20日午後6時からは、八坂神社境内で「浦安の舞」が奉納される。この舞は、1940年の紀元2600年奉祝祭のため全国の神社に奉納された神楽舞で、扇の舞と鈴の舞の2部で構成されている。今年は、白石小学校5年生の大原諒子さん、金谷妃呂子さん、原井萌さん、藤井もえさんの4人が優雅な舞を披露する。
続いて、県指定無形民俗文化財「鷺の舞」を奉納。午後7時には、祇園囃子を演奏する高校生から60代までの有志18人を乗せた山鉾を先導に、大殿、白石、宮野地区の町内や企業、団体などの有志約400人が裸坊で八角(手名槌命・足名槌命)、六角(素戔鳴命)、四角(稲田姫命)の三体の神輿を担いで境内を出発。山口駅通りの御旅所まで巡行する。御旅所でも午後9時から浦安の舞と鷺の舞を奉納する。
午後6時半には「子どもみこし」がNacを出発。約200人の子どもたちが元気いっぱいに神輿を担ぐ。
24日は「御中日祭」として午後8時に御旅所で浦安の舞を奉納。26日(月)午後7時には少林寺拳法西京道院の会員約100人が、少林寺拳法の演武を奉納する。
祭りの最終日となる27日(火)の「御還幸」には、恒例となった「女みこし」が登場。はっぴ姿の女性たちが、一番軽い四角を担ぎ、午後7時半に御旅所を出発、八坂神社に還(かえ)る。後日、「女みこし」巡行の写真コンテストも実施される。
中心商店街では、20日、24日、27日をメーンにイベントや夜市を開催。中市は、ビンゴゲーム(午後8時半~、Nacで)、輪投げ、かき氷、ボール投げ、米屋町はふじもと呉服店横で冷たいお茶の無料接待(午後7時~9時)、道場門前は、どうもん広場で、ビール・ジュースの販売「トロピカルビアガーデン」(午後6時~9時)などをそれぞれ行う。
なお、この3日間は、午後7時から10時まで札の辻~西門前と早間田の大隅タクシー前~裁判所前が車両通行止めとなる。
総踊り「山口MINAKOIのんた」
「御中日祭」の24日には、午後7時半から総踊り「やまぐちMINAKOIのんた」が行われる。
2年前から、よさこいの固定ステージは山口ちょうちんまつりの日に移動。24日は「大内のお殿様」の練り歩きだけを行うようになったため、両方の祭りで参加者の数が年々増加。さらに今年は、曲を簡単な正調のみにしたことで昨年よりも参加団体が五つ増えた。今年は、23団体・1100人が参加し、活気あふれる踊りで祭りを盛り上げる。参加団体は次の通り。
山口県庁“元気創造隊”▽山口民踊ほたる会▽やまぐちKOMEのんた▽きらきら銀魚▽山口県高等歯科衛生士学院▽山口銀行山口支店▽白石地区子ども会▽西糸米子供会▽東糸米子ども会▽山口あかり園▽(医)(社)(福)青藍会▽山口市内郵便局▽ひらかわ組▽白石婦人会▽やまぐちお祭り倶楽部▽山口市役所▽モア ダンスファミリー▽山口民踊友の会▽美容組合山口支部▽秋穂民踊同好会▽オムニバス▽スタジオF▽大殿春秋会
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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