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2004年08月21日

棯畑で梨狩りスタート

棯畑で梨狩りスタート

 下小鯖の棯畑にある梨園で、きょう21日から梨狩りがスタートする。地域起こしにと地元有志で立ち上げた梨の協同組合「宇津木農産」(徳本俊治組合長)が3年前から栽培に取り組み、今年が初めての実施。幸水、豊水が旬を迎えており、9月には20世紀も味わえるという。同組合では「自慢の梨を地域の特産品にしたい」と張り切っている。

 棯畑は、鳴滝を上った先に広がる山間の集落。過疎・高齢化は深刻で、このまま郷土を衰退させるわけにはいかないと、地元住民たちは様々な自然体験イベントを行いながら交流人口の増加を図っている。3年前から構想を温めてきたこの梨狩りも、地域起こしの一環だ。
 新水、幸水、豊水、20世紀、新興の5種類、約60本が植えられている梨園は、組合員の柴崎一枝さん(71)が父の跡を継ぎ、長年1人で管理してきたもの。4年前、高齢などの理由から閉園を考えていたところ、「地区の宝として何とか残そうじゃないか」との声があがり、徳本組合長をはじめ地元有志8人が、仕事の合間をぬっては梨栽培を手伝うようになった。そして翌02年には、9人の出資で協同組合を設立。平均年齢73歳の組合員たちは、柴崎さんの指導を受けながら慣れない作業に奮闘を重ね、立派な梨を朝市などに提供するようになった。
 ここで育った梨は、玉は小振りなものの、糖度が高くみずみずしいのが特長。02年は小鯖のふれあい朝市にのみ並べていたが、昨年からは仁保の中部ふれんど、柳井の東部ふれんどなどでも1キロ400円で販売している。固定客も増えており、出荷した梨が売れ残ったことはない。そして、栽培技術も身に付き梨の収穫も安定した今年、組合設立当初からの目標だった梨狩りを実現させる。
 徳本組合長は「組合員の思いを一つに、手間ひまかけて大事に育てた梨。もうかりはしないが、棯畑の名物になってくれたらそれだけでうれしい。大勢の人に梨狩りを楽しんでもらいたい」と話している。
 開園は、8月中は毎日、9月は土日の午前8時から午後5時までで、9月中旬には終了する。入園料は1人500円、4歳以下は無料。持ち帰りの場合は1キロ400円で販売し、贈答用の受け付けも行っている。訪園する前に必ず、徳本組合長(TEL090-1187-6388)または柴崎さん(TEL080-5232-5268)に申し込むこと。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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