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2004年08月25日

山口大学の金折教授 英国出版社から功労賞

山口大学の金折教授 英国出版社から功労賞

 山口大学理学部の金折裕司教授(53、宝町在住)は、イギリス・ケンブリッジに本部を置く国際人名センター(IBC)が世界で活躍する科学者に贈る「IBCライフタイム功労賞」を受賞した。
 IBCは数多くの国際人名辞典の編集を手がける世界でも有数の出版社。30年以上の実績を持ち、著名人数万人のデータベースを保有している。ライフタイム功労賞は、IBC独自の調査・助言委員会が、世界で活躍する科学者の中から千人に一人の割合で受賞者を選出。金折教授は地質工学分野での長年にわたる業績が評価された。
 受賞について金折教授は「突然の知らせで驚いた。これまでの地道な研究が海外でも評価されたことはうれしい」と語る。
 名古屋大学大学院で理学博士号を取得した金折教授は、?電力中央研究所、ロスアラモス国立研究所(アメリカ)、岐阜大学などに勤務し、断層と地震について研究。一貫して現場にこだわり、全国各地の地層や岩石を見て歩きデータ収集をしていたが、地味な学問のため日の目を見ることはなかった。そんな金折教授に転機が訪れたのは95年の阪神淡路大震災。地震の2年前に「断層を分析した結果、京都南部で大規模な地震が起こる可能性がある」と雑誌に発表していたことから、”大震災を予測した科学者”として一躍脚光を浴び、テレビや講演会にも多数出演。実績を買われ、98年からは国際科学月刊誌「エンジニアリング・ジオロジー」(本部=オランダ)の副編集長も務めている。
 山口大学に勤務する現在は、主に県内の断層について調査。山口市内に大きな活断層を発見したことから、来年3月に開かれる県防災対策専門部会でその結果を報告する予定だ。
 「活断層からは地震が起こる時期の予見はできないが、規模についてはある程度予測がつく。私の研究で最も重要なことは、知り得た情報を正確に一般の人や自治体に伝え、地震被害の軽減に役立てること。これからも社会と向き合った研究を進めていきたい」と金折教授。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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