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2004年11月21日

23日に山口天神祭

23日に山口天神祭

 西の京・山口の三大まつりを締めくくる山口天神祭が23日(祝)、古熊神社などを会場に行われる。今年の大拝司は黒川の入交知則さん、小拝司は朝倉の岡部達矢さん。当日は、総勢250人を超える御神幸行列やチビッコすもう大会、もちまきなどでにぎわう。また、22日(月)午後6時からは花神子祭も行われる。

 古熊神社は、1373(応安6)年に大内弘世が京都の北野天満宮から御分霊を勧請し、山口北野小路に鎮座した。山口天神祭は、1618(元和4)年に毛利秀就が社殿を今の古熊に移して以来、今年で386回目を迎える伝統行事。古来よりの例祭、御神幸行列を今に伝えている。
 古熊の祭神は、学問の神様・菅原道真公。大拝司が竿衣を来ているのは、太宰府へ流される途中の道真公が多々良の浜に船を着けた際、土地の代官・土師氏が物干し竿の着物にそのまま手を通し、あわてて駆けつけたという古事による。道真公は、その姿に心を和まされたと伝えられている。
 祭りの前日となるあす午後6時からは、古熊神社で花神子祭を実施。一夜酒に黄色の菊花を添えて、花神子自らが神前に供え、御神幸祭の成功を祈願する。
 23日は、午後1時に獅子舞と御網代車が古熊神社を、備立行列が八坂神社を出発する。二つの行列は、1時20分に大市の札の辻で合流。呼び物のひとつであるお稚児さんを乗せた宝恵籠と長持ちもここから参加する。
 今年は、宝恵籠行列の装束を新調した。宝恵籠実行委員会がうどん販売などを行って10年がかりで費用を貯めたもので、はなだ色とうす茶色の生地に、鮮やかな古梅柄の装束30着がそろった。
 総勢250人を超える一行は、「いさぎよい すなおな心」でお迎えしようという意味の「イ~サヨイシ~ ヨイトマカナ~」という威勢のいいかけ声とともに街を練り歩く。コースは、大市~中市~米屋町~道場門前~西門前~黄金町~山口駅通りを経て、3時に天神通りのお旅所に到着。天神さまのご神体を載せたお網代の前で祭典を行い、獅子舞、稚児舞、長持唄を披露。3時45分に古熊神社拝殿前に帰着する際には、50段の石段をお網代車が一気に駆け上がる。最後には行列を終えた感謝と参拝者への「お福わけ」として、もちまきを行う。
 参勤交代を今に伝える備立行列は、1995年に大殿地区の有志約30人が保存会を結成して復活。行列をより忠実に復元するため「台傘」「馬印」「大内十文字槍」などを少しずつ新調した。
 また、古熊神社では午前10時から市内小中学生剣道大会と市内中学生奉納相撲大会が、午後1時からチビッコすもう大会が行われる。

神役関係者
 大拝司=入交知則(黒川)▽小拝司=岡部達矢(朝倉)▽御先乗=吉村虎太朗(大内御堀)▽花神子=大倉美咲(矢原)▽神酒官女=白木千鈴(宮野下)▽菊官女=藤井瑠南(矢原) (敬称略)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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