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2005年01月14日

感知型照明付きの横断歩道

感知型照明付きの横断歩道

 山口市後河原・伊勢橋そばの市道に昨年末、歩行者感知型照明付横断歩道標識が設置された。薄暮時に、車や歩行者が増加する付近の事故抑制策として採用したもので、亀山地区の「あんしん歩行エリア」事業の一環。歩行者を感知して点灯するタイプは県内で初めて。3月末までに、県内の「あんしん歩行エリア」に5機が整備される予定。


 この標識は、夜間に横断歩道を利用しようとする歩行者や自転車などをセンサーで感知して、標識自体が点滅するとともに、標識の下部にあるハロゲンランプが数秒間点灯。横断歩道と歩行者を照らし出すシステム。センサーがなく、標識の支柱に設置したスポットライトが常時点灯(夜間)するタイプは県内に34機あるが、センサー付きは県内初。横断者がいる場合のみ点灯することで、省エネにつながるほか、標識の点滅が視覚的刺激となって、ドライバーへの注意喚起にもつながるといわれている。
 標識が設置された伊勢橋付近は、特に薄暮時に交通量が増加。勤め帰りのマイカーや学校帰りの児童・生徒らが多く通行するため、本来なら押ボタン式信号機の設置が望ましい。しかし、すぐそばに市道と国道9号線が交わる変則四差路があり、信号待ちの車が並ぶための十分なスペースが確保できないことなどから、信号機設置は困難。そこで今回、従来型よりも歩行者の安全確保が期待できる、新型標識の設置となった。
 設置場所の伊勢橋は、亀山地区の「あんしん歩行エリア」内にあたる。「あんしん歩行エリア」とは、警察庁と国土交通省が03年7月からすすめているもので、人身事故の発生率が全国平均の1・2倍以上の約800カ所を指定。07年度までの5年間で交通事故2割減を目指している。県内では、山口市の亀山地区・平川地区など14カ所が指定されている。
 指定を受けた各自治体は、それぞれに対策協議会を設置。道路の改修など、考え得る具体的対応策を盛り込んだ実施計画を策定し、事故抑止に取り組んでいる。亀山地区では、山口大附属山口小前の市道で歩道を拡幅するなどしているほか、県道・宮野大歳線沿いの歩行者用信号が、視認性の高いLED式に切り替わった。また、昨年6月には西京橋交差点に、山口県警とメーカーが共同で開発した、すべての横断者に音声案内を行う支援システム「PICS」が設置され、実証実験が行われている。一方、平川地区にも、歩車分離式信号が導入され、渋滞解消や事故防止に効果を上げている。
 県警交通規制課では現在、各エリアでの取り組み状況をまとめており、「あんしん歩行エリアがけん引役となって、県下全域の自己抑制につなげたい」と話している。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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