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2005年01月28日

スギ花粉、平年の2倍

スギ花粉、平年の2倍

 今年は、全国的に花粉症が猛威を振るうといわれている。昨年夏の記録的な猛暑の影響などで、スギ花粉の飛散数が例年をはるかに上回ることが予想されるためだ。実際、県内では今月1日に周南市熊毛で飛散を初観測。15日には、県医師会が飛散開始を宣言するなど、いずれも例年より早い出足。飛散数も過去10年間の平均に対し2倍以上となる見込みで、花粉症に対する予防や治療など、早めの対策を呼びかけている。

 スギ花粉を蓄える雄花の分化は、前年夏の気象条件で決まる。気温が高く、日照時間が長く、降水量が少ないほど雄花が多くなり、翌年のスギ花粉の飛散数が増える。
 04年の夏は猛暑だったため、雄花の分化には非常に有利な条件だった。さらに、昨年の飛散数(県医師会花粉情報システムによる)が、1平方メートルあたり260個と、94年に次いで過去2番目に少なかったことも、今年の飛散数が増える一因となっている。
 同会が昨年11月にスギの木を観察したところ、雄花の多い木が多かった反面、今シーズンは例年より雄花の少ない木もあった。そのため、平均飛散総数の予測値は、1平方メートルあたり3千個とした。しかし、着花率の低いものを例外と考えた場合の予測値は4千個前後で、01年(3840個)を上回り、過去最高の95年(5520個)に次ぐ飛散数と予想。これは、平年の約2倍の数字だ。
 それを裏付けるように、今月1日には早くも熊毛でスギ花粉の飛散を観測。15日・16日には2日続けて1平方メートルあたり1個以上を確認したため、飛散開始を宣言。例年より半月から1カ月早い宣言となった。ピークは2月下旬から3月にかけてとみられ、花粉症の人にとっては、長く辛いシーズンとなりそうだ。
 一方、ヒノキも昨年11 月時点で、はっきりと花芽が確認できる木が多く、これまでで最も多く早く成熟しているという。ヒノキ科花粉の最多値は01年の1950個だが、今年はそれを上回ると予測される。昨年秋は、台風18号の塩害によって、イネ科やキク科の花粉はほとんど飛散しなかったが、スギ・ヒノキは一部に倒木もあったものの、雑草ほどの影響はないと考えられる。
 花粉に対する対策は①外出時は帽子やメガネ、マスクを着用する②帰宅時には衣服や頭髪についている花粉を十分に払いのけ、手や顔など、露出した部分を洗う③洗濯物や布団はできるだけ花粉がつきにくい場所(屋内など)で干し、取り込む際は花粉を十分に払いのける④薬の内服や点鼻・点眼などの治療を早めに始める──など。同会では「とにかく早めの対応が肝心。症状が重くなる前に医師に相談を」と呼びかけている。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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