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2005年02月02日

東鳳翩山が新百名山に

東鳳翩山が新百名山に

 中高年登山者のカリスマ・岩崎元郎さん(59)が発表した「新日本百名山」に、郷土を代表する山・東鳳翩山(標高734㍍)が選定された。登山家のバイブルともいわれる「日本百名山」(新潮社)に続く山登りの道しるべだ。来月9日前後に岩崎さん率いる登山ツアーが来県し、市内の登山グループとともに山頂を目指す。

 全国の登山愛好家たちの愛読書「日本百名山」は、山岳作家の深田久弥氏が還暦を機に1964年に出版。山の品格、歴史、個性等を基準に標高1500㍍以上の山の中から選定されており、ここに取り上げられた百山全てに登頂することが愛好家の一つの目標になっている。
 一方、登山家の岩崎さんは、国内の山はもちろん海外の山も極める登山の大ベテラン。NHKテレビの「中高年のための登山学」や「日本百名山をめざす」などで登山ブームの火付け役となり、中高年登山者のカリスマ的存在となった。深田氏が百名山を発表したのと同じ「還暦」を前に岩崎さんは昨年10月、自分なりの百名山「新日本百名山」を発表。中高年でも登りやすいこと、日本を代表する山であること、各県一山が選考基準となった。そして県内からは東鳳翩山が選ばれた。
 選定には、ちょっとしたエピソードもあった。市内の登山愛好会「山遊会」が昨年7月に蔵王山(宮城、山形県)に登った時のことだ。会員の古屋信夫さん(64)らは、登山中の岩崎さんに遭遇。東京生まれ、東京育ちの岩崎さんの本籍が阿東町生雲であることをきっかけに会話が弾み、百名山の候補に上がっていた寂地山と東鳳翩山について意見を聞かれた。県内一の高さを誇り、春には山頂にカタクリが咲く寂地山、展望が良く、年間を通じて親しまれている東鳳翩山、古屋さんらはそれぞれの特徴を説明。数カ月後、古屋さんの元に東鳳翩山を選んだ旨を知らせる岩崎さんからの手紙が届いた。
 昨年12月13日には、ツアーの下見のため岩崎さんが来山。同会の案内で初めて東鳳翩山に登った。「コースの歩きやすさ、頂上の雰囲気、展望とも素晴らしく、新百名山に選んで良かった」
 岩崎さんは今年のうちに新百名山全てを踏破する計画で、同行の登山ツアーも企画されている。東鳳翩山には、3月8日から10日の日程で、広島県の弥山とセットで訪れる予定。その際には同会が頂上に詰め、ツアー一行を歓迎するという。
 登山歴40年以上、3日に一度は東鳳翩山に登っているという古屋さんは「鳳翩登山を日課にしている人も多く、ボランティアが毎日のように登山道を整備するなど、とにかく地元の人々に愛されてきた。頂上からは、由布岳や九住が見えることもある。一流の登山家に認められ、全国に名の知れる山となったことは大変名誉なこと」と話し、「すでに県外から登山客が訪れ始めているが、登山口を示す看板すらない。今後登山客が増えることを考えれば、看板設置やパンフレットの作成、旅館の対応など、受け入れ態勢を早急に整える必要がある」と指摘している。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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