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2005年03月13日

陸上競技場の大改築 国体に向け、基本計画の素案まとまる

陸上競技場の大改築 国体に向け、基本計画の素案まとまる

トラックのレーン、スタンド固定席増設など
 山口県は、吉敷の維新百年記念公園内にある陸上競技場改築の基本計画素案をこのほどまとめ、それに対するパブリックコメント(県民からの意見)を募集している。改築は築後40年以上が経過し老朽化していることに加え、2011年に開催予定の山口国体の主会場になるため行うもので、計画では全国規模の陸上競技大会や大規模なスポーツイベントなどが開催できるよう、トラックのレーンやスタンド固定席の増設、大型映像装置の設置などを予定している。また、県では山口国体に向け、国体用プールなどに関しても、具体的な検討を開始した。

 維新公園の陸上競技場は、1963年の山口国体に合わせて建設され、県内唯一の日本陸上競技連盟第1種公認競技場として、これまで様々な大会が開催されてきた。しかし、完成から半世紀近くがたち、施設の老朽化が進み、日本陸連の第1種公認検定もここ数年規定に合わず、ざん定的に合格。11年に開催予定の山口国体の主会場(開・閉会式)になることが決まったため、昨年7月に県の関係部署や有識者らで基本計画検討委員会を立ち上げ、改築内容について話し合いを進めてきた。
 同委員会がまとめた素案では、日本陸連第1種公認規定に沿い現400㍍×8レーンの競技路を9レーンに増設。その他、100㍍×5レーンの雨天走路を新設し、ウエートトレーニング室やシャワー室、写真判定室などの諸室を確保する。
 スタンドの収容人員はこれまでの2万3千人(固定席7500人、芝生席1万5500人)から約2万人に縮小。しかし、固定席をメーン・バックスタンドに約1万2千人分設けるため、規定で1万人以上の固定席が必要となるサッカーJ2公式戦の誘致が可能になるほか、ナイター試合ができるよう照明設備も平均照度1500ルクス(現50ルクス)にする。ただ、県サッカー協会などが長年熱望していたJ1公式戦誘致に必要な1万5千人以上の固定席設置は、「バックスタンドをメーンスタンドと同じ大きさにしなければならず、現競技場を基礎とした改築では難しい。費用もかなり必要になるだろう」(県国体準備室)という理由で、今回の素案では見送られた。
 この他にも、多様なイベントに活用できる大型映像装置やスポーツイベントの検索などができるスポーツ資料室の設置なども盛り込まれている。概算事業費は約80億円で、今年度中に基本計画を策定し、05・06年度に設計、07年度から改築に着工する予定だ。
 なお、県では現在、この陸上競技場整備基本計画素案に対するパブリックコメントを募集している。資料は県のホームページ(http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/toshi/index.htm)または県庁情報公開コーナー、土木建築事務所などで閲覧可能。様式は自由だが、住所・氏名・電話番号を明記し、県土木建築部都市計画課街路公園班(〒753-8501 山口市滝町1-1、TEL933-3728、 FAX933-3749、メールa18400 @pref.yamaguchi.lg.jp)に郵送、ファクス、Eメールのいずれかで提出すること。締め切りは22日(火)。
 県都市計画課は「陸上競技だけでなく、各種イベントに活用できる施設にしていく予定。まだ素案段階なので、県民から様々な意見が出ることを期待している」と話している。

阿知須候補に国体用プール新設へ
 山口国体に向け、これまでのところ33競技の会場(26市町村)が決定。未定は水泳、ホッケー、馬術、ライフル射撃、山岳、クレー射撃の6競技のみとなった。そうした中、県は水泳競技用プールを新設する方針で動き出した。
 必要となるプールは、メーンの50㍍と補助の25㍍、飛び込み用の3点。県内には前国体の会場となった宇部市恩田公園の50㍍、25㍍プールがあるが、深さが足りないことや飛び込み用がないこと、屋外であることなどから、来年度に6300万円を計上し、プール整備基本計画を策定する。
 建設候補地の最有力候補に挙がっているのは阿知須干拓地。新設すれば、07年の国体に向け屋内プールを建設した秋田県同様、約80億円の建設費がかかる見込みだ。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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