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2005年04月10日

12日から「興福寺国宝展」

12日から「興福寺国宝展」

鎌倉復興期、運慶らの傑作100点余り

 「興福寺国宝展~鎌倉復興期のみほとけ」が、12日(火)から5月22日(日)まで県立美術館(TEL083-925-7788)で開催される。創建以来、焼失と再建を繰り返してきた奈良・興福寺。同展は鎌倉時代に行われた同寺の大復興事業にスポットを当て、その当時制作された仏像など100点余りを紹介する。入場料は一般1200円、学生千円。18歳以下と70歳以上の人、高校・盲・ろう・養護学校生は無料。会期中無休。

 興福寺は京都の山階寺が始まり。飛鳥から平城遷都(710年)に伴い現在地に移り、藤原氏の氏寺として栄えた。1180年、平重衡の焼き討ちで大半を焼失したが、鎌倉期に国家規模の大復興事業が行われ、運慶らの手により数々の名作が生み出された。その後も焼失と復興を繰り返し、現在は2010年の創建1300年を前に、寺の中心となる中金堂(江戸時代焼失)の再建が進められている。
 同展では、鎌倉期の復興が日本文化に与えた影響を6章構成で紹介。興福寺、各地の寺社、博物館が所蔵する国宝を含む100点余り(一部入れ替えあり)を展示する。
 メーンとなる第1章「鎌倉復興期の尊像」は、日本仏教彫刻史に新潮流を起こした康慶や運慶ら「慶派」の傑作約20点が中心。中でも、1年に2回しか公開されない国宝「無著・世親菩薩立像」(運慶作)は肖像彫刻の最高傑作として知られ、写実的な外観から人間の深い内面を見ることができる。そのほか、ユーモラスな顔が特徴の「龍燈鬼立像」(康弁作)や鎌倉期特有の荒々しさがある「金剛力士立像」(作者不明)など、国宝がずらりと並ぶ。
 第2章「春日社寺曼荼羅の世界」は興福寺と春日大社との強い結びつきを7点の曼荼羅図で、第3章「解脱上人貞慶の事蹟」では興福寺復興に尽力した貞慶の人物像を自筆文書類や肖像、彫刻などで紹介する。
 興福寺の絵師集団・南都絵所の歴史をその作品群とともに明らかにするのが第4章「興福寺をめぐる絵画」。第5章は法相宗にまつわる絵画や経典、最終章は中金堂再建事業の中で出土した水晶玉や瓦などを展示する。
 杉野愛学芸員は「世界レベルの彫刻をじかに鑑賞してもらいたい」と呼びかけている。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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