2005年07月16日
8月1日に「市民と音楽の夕べ」 市民会館こけら落とし

自衛隊 ナンバー1の実力
航空中央音楽隊が初来山
外囿祥一郎1等空曹の独奏も
山口市民会館のこけら落としとなる、自衛隊音楽隊による演奏会「市民と音楽の夕べ」が、8月1日(月)午後6時半から開かれる。同実行委員会など主催、サンデー山口など後援。今年は、自衛隊音楽隊ナンバー1の実力を誇る航空自衛隊航空中央音楽隊が初出演。レベルの高い演奏を披露する。入場無料だが、整理券が必要。
「市民と音楽の夕べ」は、市民の間にすっかり定着した夏の恒例行事。毎年、千人を超えるファンが市民会館に足を運んでいる。
今回出演する航空中央音楽隊は、1961年に防衛庁長官直轄の音楽隊「航空音楽隊」として東京都立川市で発足。82年に現在の航空中央音楽隊となった。
発足以来、東京オリンピック、札幌オリンピック、今上天皇即位の礼、皇太子殿下ご成婚パレードなど、数多くの国家行事および国際イベントに参加。93年には、世界の優秀な軍楽隊に贈られる「スーザ賞」を日本で初めて受賞し、99年には自衛隊音楽隊として初めて、カナダ・ハリファックス市で開かれた世界の軍楽隊の祭典「第20回ノバスコシア国際タットゥー」へ参加。また同年、ワシントンD.C.で、アメリカ空軍軍楽隊との共演も果たした。
国内では、定期演奏会やファミリーコンサートなど、年間約100回におよぶ演奏活動を実施。なお、世界的に有名なユーフォニアム奏者・外囿祥一郎1等空曹は、同音楽隊所属の隊員で、国内外でのソロ演奏やCD制作に加え、数多くの演奏者・演奏団体と共演している。
今回の演奏会は2部構成。1部「モダン・ブラス・サウンド」(指揮=佐藤哲也2等空尉)は、「祝典序曲『輝ける勇者たち』」、「オクトーバー」、「スター・ウォーズ(コンサートセレクション)」の演奏に加え、外囿1等空曹がユーフォニアムを独奏。2部「ポップス・イン・ブラス」(同=副隊長・松井徹生3等空佐)では、「ムーンライト・セレナーデ」「レッツ・ダンス」「シャンソン・メドレー」などを披露する。
入場整理券は、JR山口駅2階の山口市ふるさとまつり実行委員会(TEL083-932-3456)、自衛隊山口地方連絡部(TEL083-922-2325)、市地域生活課(TEL083-934-2763)などで配布している。同実行委員会は「レベルの高い演奏で、感動させてくれることは間違いない。整理券はすぐに無くなるので、なるべく早めに取りに来て。1人2枚まで受け付けている」という。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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