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2005年10月02日

山口とアジアの若者が始動

山口とアジアの若者が始動

問題解決+ビジネス 田舎ならではの市場を開拓

 起業シティ・レッツの一角で事業展開する若者がアジアの若者と手を取り、国境を超えたコミュニティービジネス(地域の問題解決を目指す事業)に乗り出す。キーワードは「田舎」。森林荒廃を招く竹の活用や、韓国の学生を動員した農家の人手不足解消など、地域問題を山口の“個性”ととらえた新たな事業が動き始めようとしている。

 今月17日と18日、美祢市伊佐町の「きららの里」と道場門前の起業シティ・レッツを会場に、社会貢献を重視する起業家やビジネスリーダーのネットワーク、SVN(ソーシャル・ベンチャー・ネットワーク)ジャパン主催の山口会議が開かれた。日本・中国・韓国・フィリピン・タイが参加する「第3回SVNアジア会議」の一会場。NPO法人学生耕作隊理事長の近藤紀子さん(25)、㈲ネット・アイ代表の金子愛さん(24) らで今年1月に設立したSVN山口事務局は、アジア諸国との連携から農山村が抱える問題を解決する新たなビジネスの方法を探り、三つの事業を提案した。
 まず一つ目は、竹不足解消のために生産活動を行うほど日常生活に根付いた竹文化を持つタイと、森林荒廃を招く竹繁茂が問題視されている山口を結びつけ、文化やモノなどの交流を通じた互いの問題解決・地域活性化を目指す「竹心ネットワーク」の設立。県内の竹林ボランティアらを募ってネットワークを作り、タイの講師陣を招いての集会を開催。タイの竹文化や活用法を学ぶための体験ツアー、竹活用術を紹介する書籍の出版などを計画している。このプランは、同会議の中でインターネットを通じて行われたビジネスコンテストで全国の会場に発表し、事業スタートに必要な人、モノ、情報、資金を確保した。
 残る二つのプランは、人手不足の農村部に学生や市民を派遣している学生耕作隊の活動に、日本語研修ツアーの一環で韓国の若者を参加させる「アジア耕作隊」と、田舎暮らしを楽しみたい人のために山口の空き民家や生活に必要な情報を提供するホームページ「田舎生活の豊かさ発信!」の構築。山口会議のプレイベントとして、9月にタイと山口の若者十数人で「きららの里」内に完成させた、竹とわらを素材とするエコハウス「ストローベイルハウス」の有効活用、普及も考えている。
 「SVN山口会議の開催をきっかけに、海外の青年と議論を重ねてきたことで、今まで思いもしなかったアイデアや視野が生まれ、新しいビジネスを創出することができた。スタートラインに立ったばかりだが、着実に軌道に乗せ、成功させたい」と近藤さん。問い合わせ先は、起業シティ・レッツ内SVNジャパン山口事務局(TEL083-901-7818)。



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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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