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2005年10月14日

男女混合チームで県代表に快挙! 伝統の旧小郡町消防団 女性選手出場は全国初

男女混合チームで県代表に快挙! 伝統の旧小郡町消防団 女性選手出場は全国初

 市消防団小郡方面隊(旧小郡町消防団・則松界団長、74人)の男女混合チームが先月17日、全国予選を兼ねた「第52回山口県消防操法大会」小型ポンプの部で優勝。来年10月19日に兵庫県で開催される「第20回全国消防操法大会」に県代表として出場する。女性選手の出場は、約40年にわたる全国大会史上初めての快挙。

 「全国消防操法大会」(日本消防協会主催)は、消防団員の消防技術の向上と士気の高揚を目的に2年ごとに開催されているもので、来年が20回目。消防団員なら一度は出場を夢見るあこがれの舞台だ。「小型ポンプの部」では、前方60㍍に設置された標的を火点と想定し、長さ20㍍のホース3本をつないで放水。隊員の姿勢や行動、操作手順、放水所要時間などが減点方式で厳しく採点され、順位が決まる。
 同方面隊は、全国大会出場過去11回、うち優勝1回、準優勝4回の成績を修めた伝統ある組織。しかし、女性選手を登用しての出場は今回が初めてとなる。男女混合チームの県代表は全国でも例がなく、来年の本番では特に脚光を浴びそうだ。
 今回男性選手に混じって出場したのは、江道優子さん(40)と進藤恵美子さん(31)。男女混合チームとして初出場した昨年の県大会は3位に終わったが、優勝への確かな手ごたえをつかみ、さらなる訓練を続けてきた。「ここまでこられたのは、周囲の人や家族の協力があってこそ。期待に応えるためにも良い結果を残したかったし、女性の意地も見せたかった」と江道さん。進藤さんも「団員を平等に扱い、男女それぞれの特性が生かせる役割を与えてくれる団に感謝している。これからが正念場。全国に向け、悔いのない練習をしていきたい」と話す。
 今でこそ火災現場での活躍も見られるようになった女性団員だが、当初は入団を受け入れるかどうかについて、団の中でもためらいの声が上がった。元来「消防」の現場は男社会。危険を伴う消火活動に女性が参加するなど、考えられないことだったのだ。しかし則松団長は「やってみなければわからない」と腹をくくり、男性と一切変わらぬ扱いで女性たちを指導。その熱意に応えるかのように、女性団員たちは確かな技術や知識を習得していった。現在所属する20代から40代の主婦ら7人は、初めて出場した02年の「県女性消防操法大会」で優勝し、03年の「全国女性消防操法大会」出場を果たすがんばりも見せている。
 子育て、家事、仕事との両立を図りながら、安全、敏速、確実な操法を身につけようとひたむきに取り組む彼女たち。女性ならではの忍耐力と芯の強さで、実践に備えた厳しい訓練を必死に耐え抜いている。「昭和30年代には全国に200万人いた消防団員が、今では90万人にまで減少。そんな中で、さまざまな可能性を秘めた女性団員は何より頼もしい存在」と語る則松団長。「来年の大会では、全国の女性団員の先駆けとしてとにかくがんばって欲しい。過去の経験から見ても優勝の実力はある」と期待する。



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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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