2005年10月16日
観光手帖でスポット紹介 新市の魅力をPR

「一度来られた方も、初めての方も、新しい山口市へ、ようこそ」と、新しく誕生した山口市は新市の総合的観光スポットを改めて紹介する「山口市観光手帖」を5万部制作発行した。
山口市観光手帖は、縦25㌢、横15㌢で24ページ。歴史・文学、自然満喫、食めぐり・湯めぐりのスポットを、「巡る」「学ぶ・たしなむ」「遊ぶ・散策」「くつろぐ」の4分類している。
「巡る」では日本三大名塔の一つ瑠璃光寺五重塔、秋穂八十八カ所霊場巡り、月輪寺薬師堂、雲谷庵など10カ所を紹介。
「学ぶ・たしなむ」に登場するのは中原中也記念館、其中庵、県政資料館、重源の郷の5カ所。
また「遊ぶ・散策」では県立きららスポーツ公園、ふれあいパーク大原湖、滑国有林など12カ所を、「くつろぐ」では湯田温泉、阿知須温泉、野谷・岸見の石風呂、柚木茲生温泉の8カ所を紹介している。
旧市町の見どころは「歴史と文化が息づく山口」「青い海がきらめく阿知須」「お遍路の秋穂」「水と緑と伝統の郷・徳地」「県の玄関口・小郡」とカラー写真を使いながら解説している。
さらに「汽笛とともに時空を超える旅へ」のキャッチフレーズで「SLやまぐち号で行く山陰の小京都・津和野へ」も登場する。
山口市のおみやげチェックリストは市内の銘菓や工芸品で、室町時代から西の京を代表する「外郎」、風と塩としょうゆで漬ける阿知須の寒漬、大内人形、徳地しいたけ、小郡まんじゅう、秋穂のくるまえびを、伝統的な味覚・工芸品としておすすめしている。
これまでの観光案内書にあまり見られないものとして、山口市の祭り・イベントカレンダーが加えられた。2月の高倉荒神祭を皮切りに、4月は湯田温泉白狐まつり、大原湖さくらロードレース、秋穂お大師まいり、5~6月は阿知須花火大会、ほたる観賞の夕べ、7月は山口祇園祭、小郡ふしの夏まつり、8月の山口七夕ちょうちんまつり、とくぢ夏祭り、きららサマーカーニバル、エビ狩り選手権から、アートふる山口、山口天神祭と続きにぎやかである。
巻末には新市内各地域の地図、市内へのアクセス、有料観光施設利用料金まで示されている。また山口市文学マメ知識として、写真はないものの市内の文学碑案内も掲載されている。
この観光手帖は、旧市町時に観光担当者が協議して作成したもの。新市の各総合支所や東京、大阪、広島の県アンテナショップでも配布される。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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