サンデー山口

サンタクロースがやって来る！
“新サンタコスチューム”発表も

　22日（火）、クリスマスよりも一足早く本場フィンランドのサンタクロースが県立大学にやって来る。山口日本フィンランド協会およびフィンランド航空と協力し、今回初めて山口にサンタを呼んだ水谷由美子同大教授ら実行委員会は、この日午後３時から桜畠の新講堂で「サンタ歓迎交流会」（入場無料）を開催。学生が製作した服のファッションショーやフィンランド紹介ビデオの上映、子どもたちへのプレゼントなど、楽しい企画を用意している。

　交流会では、まず「サンタクロースに捧げるファッションショー」と題して、環境デザイン学科の２年生が、この日のために製作した作品10点を披露する。続いて、フィンランドの文化や風景を知ってもらうため、ビデオを上映。３時半からは、宮野小学校の児童が描いたサンタの絵を紹介する。
　メーンの「ニュー・サンタクロース・ファッションショー」は３時35分から。ここでは、同大衣造形研究室の学生10人が、高演色性白色ＬＥＤ研究の第一人者である田口常正山口大学教授の協力のもと製作した“新サンタコスチューム”を本場のサンタに着せて披露する。「赤、青、白色の発光ダイオードを施したサンタの衣装は、世界初」と水谷教授。ショーの様子は、フィンランドでも後日紹介される。
　交流会の最後には、サンタを囲んでの質問タイムや写真撮影会を実施。なお、来場した子どもたちには、サンタから直接プレゼントが手渡される。
　実行委員会は「本物のサンタと触れ合うことで、忘れかけている“夢”を取り戻してほしい。地域の皆さんの参加をお待ちしています」と呼びかけている。