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2006年01月11日

乳がん患者"笑顔"の集い

乳がん患者"笑顔"の集い

月に1度、院長室が談話室に
15日 三の宮ふくだクリニックで勉強会

 「ここに来て話をすると、気が楽になるの」――毎月第4金曜日の午後2時、三の宮ふくだクリニック(福田重年院長)1階の院長室は、乳がん患者らの談話室へと変わる。長年、済生会山口総合病院で専任の乳がん診療に携わってきた福田院長が、昨年5月の開院とともに部屋を患者らに開放。福田院長は「手術で胸を切除することへの不安や苦しみは、なかなか一人では乗り越えられない。“参加者が笑顔になること”を目的にしているので、他の病院に通っている人でも気軽に話をしに来てほしい」と呼びかけている。

 ライフスタイルや食生活の欧米化に伴い、増加の一途をたどっている「乳がん」。年間患者数は約3万8千人にものぼり、現在日本人女性の22人に1人が乳がんにかかっている。このような中、同じ悩みを持つ患者が集まり、相談の場を作る動きが全国的に広がっている。
 同クリニックの談話室に通う患者らは、昨年まで、済生会病院で活動していた乳がん患者の会・リマンマコネクションのメンバーが中心。6年前に発足した会だったが、昨年、発起人が亡くなり、いったん会は解散した。しかし、福田院長が部屋を開放すると聞き、不安を抱えた患者らが自然に集まるようになったという。
 この集いの特長は、看護師も毎回参加し、患者らの相談相手になっていること。さらに、福田院長も時間が空いた時には積極的に顔を出している。50代の女性は「同じ苦しみを持った人たちなので、皆自分のことのように親身になって聞いてくれる。看護師さんにも気軽に相談できるので心強いし、この場所と会の仲間は、わたしの大きな心の支え」と話す。また、集いへの参加が負担にならないよう、正式な会として立ち上げず、参加メンバーの住所録なども作っていない。参加者らは「2、3人でおしゃべりをするだけの時もあるけど、それだけで心が晴れるの」と声をそろえる。
 なお、福田院長は患者らの要望に応え、15日(日)午後1時半から同院で「最近の乳がん治療について」と題した勉強会(入場無料)を開く。「堅苦しい会ではないので、誰でも気軽に参加してほしい」と福田院長。問い合わせは、同院(TEL083-901-2525)へ。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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