サンデー山口

　今年度の「県公民館報コンクール」（県公民館連合会主催）で、平川公民館の「ひらかわだより」が奨励賞に輝いた。20日（金）に県健康づくりセンターで開かれる、公民館職員研修会の開会行事の中で表彰される。
　地域に根ざした公民館づくりを目指し、毎年行われている同コンクールには、今年度33館報がエントリー。12月下旬に審査員会があり、内容、構成に優れた17の館報が入賞。最優秀賞には、長門市通公民館の「かよいたいむす」が選ばれた。
　「ひらかわだより」を作成している主事の伊藤啓美さんは今年度着任したばかり。館報を作るのは初めての経験だったが、地域の団体や学校、公民館の情報をきめ細かに掲載。文字を大きく、余白を多めにとってイラストを挟むなど、見やすいレイアウトを心がけた。編集後記を設けて地域内の出来事や気づき、住民の声、催しの経過なども伝えている。「公民館は地域の情報が集まる場所。地区の皆さんに役立つ情報を、よりわかりやすくお届けしていきたい」と伊藤さん。