サンデー山口

４月16日　桜咲く大原湖周辺で　参加者・ボランティア募集

　第18回「大原湖さくらロードレース大会」（主催＝同実行委員会）が４月16日（日）に開催される。大原湖周辺は桜の開花時期が県内でも遅く、満開は４月の中旬ごろ。約６００本ものソメイヨシノが並ぶコース周辺の景色は壮観だ。昨今の健康ブーム、桜の見納めということも手伝い、毎年多くのランナーが参加する。

　同大会は89年に地域の花見の余興「花見ジョギング大会」としてスタート。当初は参加者も20人前後で、ほろ酔い気分で走る人も多く、景色を楽しむことを目的としてきた。しかし、98年の大原湖オートキャンプ場整備を機に、湖周辺の桜を多くの人に知ってもらおうと規模を拡大。道路使用許可を得て綿密にコースを設定するなど「ロードレース大会」として本格的に整備してきた。回を重ねるごとに参加者も増加。前大会には２００人あまりのランナーが参加した。
　コースは、小学生が対象の２㌔コース（低学年の部、高学年の部）、中学生以上が対象の３㌔コース（中学生の部、39歳以下の部、40歳以上の部、60歳以上の部）、５㌔コース（同）の三つ。部門別の表彰で、１位から３位にはメダルと賞状を授与。そのほか特別賞として、徳地観光協会などが地元の農産物や民芸品を贈る。大会終了後には参加者全員に重源汁を振る舞い、憩いの場も設ける。参加費は千円で、申し込みは20日（月）まで。
　なお実行委員会は、駐車場とコース周辺の交通整理、ランナーの誘導やタイムキーパーといったレースの管理をするボランティアスタッフも募集している。問い合わせは徳地観光協会（TEL0835-52-1737）または南大門（TEL0835-52-1772）へ。