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2006年07月02日

阿知須 市民ボランティア まちを花でいっぱいに

阿知須 市民ボランティア まちを花でいっぱいに

 この時期、阿知須を貫く国道190号線や道の駅きららあじすから宇部市善和方面へ伸びる県道216号線沿いをはじめ、公民館や各家庭の周りが、一斉に色鮮やかな花で彩られる。5年前の山口きらら博の年、“阿知須を花でいっぱいにしよう”と始まった取り組みに、今もなお団体や個人など約670人の市民が賛同し、ボランティアで花作りを行っている。

 「宇部市の花壇は花でいっぱいなのに、阿知須に入ると雑草や石ころだらけ。町の人たちと何かできないかと思って手をあげた」。結婚を機に阿知須に来た森重孝子さん(64)は、きらら博に先駆けて、94年に花を植えて道の景観を楽しむボランティア団体「道楽倶楽部」を結成。当初のメンバーの面々は、全員森重さんと同じように阿知須にお嫁に来た9人で、自分の町を好きになりたいという思いを強く持っていた。
 メンバーはまず、草が生い茂る国道沿いの花壇を整備し、自分たちで育てた花苗約4千株を、一つずつ丁寧に植えていった。「荒れ地だった場所に満開の花が咲いた時、本当にうれしかった」と森重さんは当時を振り返る。
 それから7年後のきらら博の年、旧阿知須町の呼びかけで多くの市民が「花ボランティア」として登録。この時から、町が春と秋にそれぞれ1万8千株の花苗を用意し、各団体や個人に配布する取り組みがスタート。地域全体に“町を花いっぱいにしよう”という動きが広がっていった。
 12年目を迎えた道楽倶楽部も今では24人に増え、花作りだけでなく、祭りなどのイベントに参加してカレーや焼き鳥などの販売も行っている。これまで地域とのつながりをほとんど持てなかったという人も「今では、みんなと強いきずなで結ばれている」と声をそろえる。
 今年も炎天下の中、4200株のマリーゴールドを手際よく植えたメンバー。花壇が花でいっぱいになってからゴミのポイ捨ても減り、森重さんは「今後はこの花の道を佐山地区までつなげたい」と話している。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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