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2006年07月08日

中央美術協会、損保ジャパン美術財団 吉川幸昭さん W受賞

中央美術協会、損保ジャパン美術財団 吉川幸昭さん W受賞

 東山在住の画家・吉川幸昭さん(47)が、6月にあった中央美術協会主催の公募展「第58回中美展」で最高賞の中央美術協会賞を受賞。さらに、損保ジャパン美術財団が全国の美術団体から特に優れた作品を選抜、授与している奨励賞にも輝いた。両賞を一作品が同時に受けたのは、中美展始まって以来の快挙。受賞作は07年3月1日から1カ月間、損保ジャパン東郷青児美術館(東京)で一般にお披露目される。

 果てしない宇宙、海の深層、天に上る光、わき立つ生命力…。見る人それぞれに受ける印象は異なるが、どこか神秘的で、メッセージ性の強い作品。受賞作「私のいきたいところ」は、吉川さんが自身の心の奥底に映し出した広い世界を、162㌢四方のキャンバスいっぱいにアクリル絵の具で描いた心象画だ。
 幼い頃から絵を書くことが好きで、高校時代に本格的に絵の勉強を開始。東京の中央美術学園に進学、81年に卒業し、いったん運送会社に勤務した。20代半ばで山口に帰省し、絵画教室の講師を務めながら創作活動に打ち込む日々。展覧会などでの入賞は多々経験したものの、“決定打”には恵まれなかった。
 今年同展に寄せられた芸術作品は、絵画、版画、CGなど370点余り。力作ぞろいの中、14人の審査員によって吉川さんの作品が大賞に選ばれた。また、同財団が全国36の美術団体の公募展を対象に、各1点、特に優れた作品に授与している「損保ジャパン美術財団奨励賞」も併せて獲得。受賞36作品と、全国の推薦委員によって選抜された30作品を一堂に展示・審査するコンクール展「第26回損保ジャパン美術財団選抜奨励展」への出展も決まった。
 今作品について「ゼロのラインに立ち、新しい表現に挑戦した」と語る吉川さん。5年前に市内で開いた個展を転機に、心象画の世界をより追求するようになった。「作品を見て下さった人に、何か一つでもメッセージを届けられれば。さらに広い視野でさまざまな経験を積み、人間的深みのある作品を描き続けたい」と意欲をにじませる。受賞作は07年3月の選抜奨励展まで、生家の西覚寺に保管される。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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